コスパに優れたスマートウォッチ「OPPO Watch Free」を試してみた!

既報通り、オウガ・ジャパン(旧:オッポジャパン)は、日本市場向けに睡眠モニタリングや健康管理アプリとの連携が可能なスマートウォッチ「OPPO Watch Free(オッポ ウォッチ フリー:型番 OWWE201)」を2021年12月10日(金)に発売する。

発売に先立ち、12月3日(金)から予約を受け付けており、取り扱いは大手Webストア「Amazon.co.jp」やOPPO公式楽天市場店、OPPO公式PayPayモール店。メーカー希望小売価格(金額はすべて税込)は9,980円で、12月9日(木)23:59までの予約期間中は、各ECサイトにおいて最大20%OFFの7,984円で販売する。

今回、オウガ・ジャパンから提供いただいたOPPO Watch Freeのサンプル機を試してみたので、写真や動画を交えながらレビューする。

■開封&同梱品をチェック


個装箱表面(画像=左)と裏面(画像=右)



個装箱裏面に貼られている製品仕様



内箱を引き出す



内箱を出したところ



内箱の中から充電器とユーザーガイドを取り出しているところ

細長い個装箱の裏面には、主な製品の仕様や同梱物、日本の技適マークなどが記載されている。個装箱下部から開けることができ、内箱を引き出すと本体が現れる。さらに、内箱も上部もしくは下部から開けられるようになっており、充電器とユーザーガイドを取り出すことができる。


すべての内容物



カラーバリエーションは「ブラック」と「バニラ」

ストラップ(リストバンド)装着済のOPPO Watch Free本体の他、専用充電器、ユーザーガイドが同梱されている。

カラーバリエーションは「ブラック」と「バニラ」の2色展開で、今回紹介しているのは「バニラ」のほうだ。ストラップの色が異なるのはもちろん、ウォッチ本体のフレームカラーも異なっている。


ユーザーガイド表面



ユーザーガイド裏面

ユーザーガイドは1枚ものの用紙で、表面には
・各部名称と付属品
・電源の入れ方
・充電
・ペアリング
・画面操作
・装着
・ストラップ交換
・仕様
について記載されている。

ユーザーガイド裏面には
・安全上の注意事項
・製品認証情報
・保証内容
が記載されており、下半分は保証書になっている。


USB充電器



マグネット式の充電器



本体を充電器にセットした状態

充電器は専用のもので特殊な形状の充電台と、その反対側はUSB Aとなっている。充電台側はマグネット式で、OPPO Watch Freeの充電端子部分に近付けるとピタリと吸い付くように取り付けることができる。左右の向きも決まっているので、取り付けた後はきちんと充電ができているか確認したほうがよい。


ウォッチに貼ってある保護シート

本体に貼ってある保護シートには、初めて充電すると自動的に電源ONになることが英語で記載されている。ウォッチの側面にはボタン類が一切ないため一番最初は電源ONに迷うが、充電すれば電源が入り、その後はディスプレイをタッチして操作できる。


ウォッチ背面



ウォッチ背面の保護シート

ウォッチ背面のセンサー部分にも保護シートが貼られているため、この保護シートも剥がしてから使用する。

■OPPO Watchとの比較


個装箱正面。左がOPPO Watch、右がOPPO Watch Free



個装箱側面。奥がOPPO Watch、手前がOPPO Watch Free

昨年9月に発売された「OPPO Watch 41mm」(以下、OPPO Watch)と外観などを見比べた。個装箱の時点でOPPO Watchの方が大きいことがわかるが、これはウォッチ本体よりも充電器のサイズが影響している。


本体正面。左がOPPO Watch、右がOPPO Watch Free



本体正面に向かって左側面。上がOPPO Watch、下がOPPO Watch Free



本体正面に向かって右側面。上がOPPO Watch、下がOPPO Watch Free



ウォッチ背面。左がOPPO Watch、右がOPPO Watch Free

本体サイズはOPPO Watchが約41.45×36.37×11.4mm、OPPO Watch Freeが約46×29.7×10.6mm、ディスプレイはOPPO Watchが約1.6インチ320×360ドット有機EL(AMOLED)、OPPO Watch Freeが約1.64インチ280×456ドット有機EL(AMOLED)と、スクエアタイプのOPPO Watchよりも、縦が長く幅が細くなっている。スクエアタイプか長方形タイプかの違いはあるものの、サイズ感としては近い。

また、本体のみの重量はOPPO Watchが約30.1g、OPPO Watch Freeが約20.9gとOPPO Watch Freeのほうが9g強軽い。

前述の通り、OPPO Watch Freeでは側面にボタン類などが一切なく、シンプルなデザインであることもOPPO Watchと比較するとよくわかる。


上がOPPO Watchの充電台、下がOPPO Watch Freeの充電台

OPPO Watchの充電器はウォッチ全体を乗せる形状の「充電台」となっているため、OPPO Watch Freeの充電器と比較すると大きい。


OPPO Watchを左手首に装着したところ



OPPO Watch Freeを左手首に装着したところ

実際に手首に装着してみると、やはり大きさや重量といった点に大きな違いは感じない。デザインや操作面では単純に正方形か長方形の好みによると感じた。側面のボタンについても好みによるとは思うが、側面から飛び出た形状のボタン類がなくタッチパネルのみのシンプルな操作も筆者としては好印象だ。

■OPPO Watch Freeの初期設定


充電中の画面

ここからはOPPO Watch Freeの初回起動時の動作をチェックしていこう。前述の通り、OPPO Watch Freeは、初めて起動する際は充電することで自動的に電源がONになる。まずは、充電器をセットしてディスプレイをタップして画面を表示させてみよう。


言語設定画面



アプリのインストールを促す画面

電源を入れて、言語設定をした後、画面には「HeyTap Health(ヘイタップ ヘルス)」アプリのインストールを促す内容が表示されるので、利用中のスマートフォン(スマホ)にHeyTap Healthアプリをインストールする。


アプリの「+デバイスを追加」をタップ



アプリの「OPPO Watch Free」をタップ

HeyTap Healthアプリでユーザー登録をした後に「+デバイスを追加」→「OPPO Watch Free」をタップすると、スマホ本体の位置情報ONを求められるので、スマホの「設定」で位置情報をONにする。その後、HeyTap Healthアプリ側でペアリングの動作が起動し、OPPO Watch Freeとペアリングが完了する。


ペアリング中。スマホのこの画面で「ペア」をタップ



ペアリング完了



ペアリング後の初期設定



簡易的なチュートリアル画面

ペアリング完了後、HeyTap Healthアプリ側の「利用規約」のチェック、データの同期、接続許可、通知の受信、装着する側の手首といったいくつかの初期設定を画面の指示通りに進めていけば初期設定が完了する。

その後、アプリ画面ではウォッチ本体の操作方法が表示され「はじめる」をタップすると「管理」画面に推移する。

ウォッチ本体の操作方法(簡易チュートリアル)は以下の通り。
・下にスワイプしてコントロールセンターを表示
・上にスワイプして通知センターを表示
・右にスワイプしてアプリを表示
・左にスワイプしてヘルスケアセンターを表示
・2秒間して文字盤設定を表示
・右にスワイプすると戻る


HeyTap Healthアプリの「管理」画面

HeyTap Healthアプリの下部には「ヘルスケア」「フィットネス」「管理」の3つの項目があり、それぞれタップすると画面が推移する。

「ヘルスケア」では当日のアクティビティや心拍数、スリープ、血中酸素レベル、運動ログを簡易表示するカードが並ぶ。それぞれのカードをタップすることで詳細画面に推移する。

「フィットネス」では「ランニング」「ウォーキング」のエクササイズログを取得することができ、「管理」ではデバイスの追加、文字盤の設定や同期、その他各種設定ができる。

スマホアプリは、これまでにスマートウォッチやスマートバンドなどのウェアラブル製品を利用したことがある人にとっては、画面表示や操作方法に違いはあれど、表示される項目や見方など共通する部分もあるだろう。

OPPO Watch Free本体の操作感としては、画面表示は綺麗で見やすく、またタッチの反応も良い印象だ。こちらもこれまで腕時計タイプのウェアラブル製品を利用したことがあれば、慣れるまでにそれほど時間はかからないだろう。

ウォッチのストラップも柔らかく肌触りも良い印象で取り外しやすいが、装着はややし難いのと、少しでもキツめに巻くと手首にストラップ跡がくっきりと付いてしまうのが気になった。少し緩めに装着するほうが良さそうだ。

なお、心拍数や血中酸素レベルはウォッチ本体の操作で簡単かつすぐに測定することが可能。睡眠モニタリングも日々の睡眠を測定してくれるが、いびきモニタリングについてはスマホのマイク機能を活用した機能のため、HeyTap Healthアプリの「ヘルスケア」→「スリープ」と進み、画面下部の「いびき」の項目で「オンにする」をタップし、画面表示の指示に従って測定する必要がある。

iOSでは「いびきモニタリング」「ライトペイント文字盤」「スマホを探す」については対応していないので注意が必要。

ライトユーザー向けとしては充実した機能を備えており、ディスプレイも大きめで操作もしやすい。通常の価格でも1万円以下で購入できるため、十分コスパに優れた製品と言える。予約期間中はさらに安く7千円台で購入できるので、即買いレベルと言っていいだろう。

スマートウォッチを初めて利用する人はもちろん、買い替えや追加でスマートウォッチの購入を検討している人、OPPOのスマートウォッチを試してみたい人にはオススメできる製品だ。

最後に、OPPO Watch Freeの基本的な操作をした動画と、昨年発売のOPPO Watchの開封と初期設定をした過去動画もあわせて紹介する。











【OPPO Watch Freeの主な仕様】
製品名OPPO Watch Free
型番OWWE201
サイズ約46.0mm×約29.7mm×約10.6mm
重量約20.9g(本体のみ)
約32.6g(ストラップあり)
素材ディスプレイ:2.5D 強化ガラス
ストラップ:シリコン
ディスプレイ約1.64インチ 有機 EL
解像度280×456、326PPI
バッテリー230mAh
充電時間約75分(USB充電ケーブル同梱)
電池持続時間最長14日間
センサー6軸モーションセンサー
光学式心拍数センサー
光学式血中酸素レベルセンサー
環境光センサー
GPS非対応(スマートフォンのGPSを利用してログを記録)
健康モニタリング機能血中酸素レベル測定
睡眠時リアルタイム血中酸素レベル測定
睡眠モニター
24時間リアルタイム心拍数測定
座りすぎ防止リマインダー
水分補給リマインダー
スポーツモードランニング、ウォーキング、ローイングマシン、エリプティカルの自動認識
100種類以上のスポーツモードに対応
5分間ストレッチ
防水性能5ATM
その他機能AI コーディネート機能
40種類以上の文字盤
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カラーブラック、バニラ
価格9,980円
予約期間中各ECサイトで最大20%OFFの7,984円
取り扱い店Amazon
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OPPO 公式 PayPay モール店
発売日2021年12月10日(金)


OPPO Watch Free ブラック 睡眠モニタリング 睡眠中の血中酸素レベル継続測定 睡眠レポート 大型有機EL AMOLED 防水 5ATM 100種類のスポーツモード 軽量 最長14日間 長持ちバッテリー Android iOS対応
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アプリ名:HeyTap Health
価格:無料
カテゴリー:
開発者:
バージョン:4.6.23_0fe45e2_211202
Android 要件:6.0以上
Google Play Store:https://play.google.com/store/apps/details?hl=ja&id=com.heytap.health.international



アプリ名:HeyTap Health
価格:無料
カテゴリー:ヘルスケア/フィットネス
開発者:YuDa Communication Technology Co.,Ltd.
バージョン:2.2.1
iTunes Store:https://itunes.apple.com/jp/app/id1508479031?mt=8





記事執筆:2106bpm(つとむびーぴーえむ)


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