MacBook Air2022

LeaksApplePro

現在、Macの新モデルのウワサの中でもホットなのが、次期MacBook Air。現状では、来年(2022年)に発売されることは確実視されており、デザインも前モデルから一新されるとの噂が濃くなっています。その最終的なデザインと思われる予想レンダリング画像が、新たに公開されました。

この画像は有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)LeaksApplePro氏がTwitterに投稿しているものです。

情報の出所はアップルから直接入手したCADデータ(記事執筆時点ではダウンロード可能)だと仄めかされていますが、本物かどうか検証する方法はありません。ちなみにLeaksApplePro氏は先日も次期ハイエンドMac miniの「回路図」を公開した直後に削除していました。

今回のデザインは、これまで他のリーカーらが公開した概要とほぼ一致しており、ほとんどの要素がJon Prosser氏とIan Zelbo氏による予想レンダリング画像と共通しています。

全体的には先日発売された14/16インチ版MacBook Proの直線的で箱っぽい外観を踏襲しており、左側にはMagSafe充電端子とThunderboltポート、右側には3.5mmヘッドフォンジャックともう一つのThunderboltポートを配置。またProsserとZelboが予測した豊富なカラーバリエーションも備えつつ、画面のベゼルやキーボードは白で統一されている、といったところです。

LeaksApplePro

ただ一点大きく食い違うのは、「ノッチ(画面上部の切り欠き)があるかどうか」というところです。

先月、Prosser氏とZelbo氏は予想画像を修正してノッチを追加していましたが、LeaksApplePro氏は最終的には「ノッチはなくされた」(その代わり上ベゼルは分厚くなる)という説に傾いている模様です。

2017年のiPhone Xからアップル製品に登場したノッチは、ユーザーから賛否はあるものの、アップルは美しく洗練されたものだ、と主張し続けています。

たとえばMac製品ラインのマネージャーShruti Haldea氏はノッチはmacOSのメニューバーを邪魔にならないようにしてコンテンツを置くスペースを提供する「スマート」なソリューションだと言い、見た目も「素晴らしく」「シームレス」だと述べています。

ちなみに2016年のMacBook Proで廃止されたMagSafeが、2021年の新型モデルで復活した際、アップルから特に説明はありませんでした。その一方で、2019年モデルで物理ESCキーが戻ってきたときは「(ESCキーがないことには)プロ顧客の苦情が多かったから」と認めています。

今後のMacBook Proでノッチが廃止された場合、アップルがどういったコメントをするか注目したいところです。

今回のレンダリング画像が最終的なデザインを元にしたのであれば、次期MacBook Airにはノッチが存在しないはず。しかし今年の新型MacBook Proも、ノッチがあるとの噂に関しては正式発表のほんの数日前に表面化したという前例もあり、ノッチ否定派はまだ油断ならない局面かもしれません。

Source:LeaksApplePro(Twitter)

via:Tom's Guide