iPhoneをMagSafeでペタっとできる「SINEXマグネットスタンド」レビュー
スマートフォンやタブレットを机上で使う場合、画面を見やすいように専用のスタンドを用意することもありますが、最近ではスマートフォンに貼り付けて持ち運びもできる折りたたみスタンドも増えてきました。現在、GREEN FUNDINGで先行予約販売を実施している「SINEX マグネットスタンド」もその一つ。
SINEX マグネットスタンドは、スマートフォンなどの背面にマグネットで貼り付ける折りたたみスタンド。同様のスタンドではMOFTがメジャーですが、SONEXマグネットスタンドは、折りたたみ方を工夫して複数の角度で利用できるのが特徴となっています。
そんなSINEX マグネットスタンドをレビュー用にお借りしたので、簡単に紹介したいと思います。
スマートフォン用のSINEX-Mとタブレット用のSINEX-Pの2サイズあり、スマートフォン向けはiPhone 12 miniにギリギリ利用できるサイズ感。若干カメラにかかっていますが、撮影上は問題ありません。
スタンドとしての角度は、折り方により、65°、50°、45°、35°、30°、20°の6種類。
ただ、これだけ細かく角度を分けられたとしても、65°の角度が基本スタイルにはなると思います。また、50°と35°については、スタンドをひっくり返さないといけません。ちなみに、65°ひっくり返すと35°、45°をひっくり返すと50°の形になります。なので、折り方自体は実質4パターンです。
貼り付けはマグネットなので、MagSafe対応のiPhoneであればそのまま利用可能。MagSafeに非対応なiPhoneや、Androidでも利用できるよう、別途マグネットシートも付属しています。
ちなみに、Pixel 6はマグネットシートを使わなくても貼り付け可能でした。
ただ、スタンドだけをもって本体を持ち上げるほどの強さはありません(これはiPhone 12 miniでも同じ)また、背面素材のためか、Pixel 6が重いためか、スタンドとして使う場合に滑っていきます。滑っていきますが、カメラ部の出っ張り部に上手いことひっかかって固定されました。
もうひとつ、タブレット用のSINEX-Pは、フラッシュ部は隠れてしまいますが、ギリギリiPad mini 6に貼り付けられるサイズ。
スタンドの角度は65°、50°、35°、30°の4つ。65°をひっくり返すと35°になるのはスマートフォン用のSINEX-Mと同じです。
こちらもマグネット式ではありますが、iPad mini 6では付属のマグネットシートを使わないと貼り付きません。
マグネット式なので、スマートフォン同様、横向きにするのも簡単です。
先にも書きましたが、正直なところ、折り曲げ方を工夫していろいろな角度で......といったところで、折り曲げるのが面倒で普段使う角度は1〜2パターンで固定されてそうです。また細かく調整できる分、折り曲げ箇所が増えて、安定性に欠ける印象もあります。もっと単純な構造で強度を増した方がいいのではと思ってしまうのですが、他のスタンドとの差別化を図る上では、やむを得ないところなのでしょう。
とはいえ、折り方をマスターして使い方に慣れれば問題ないのかもしれません。1つのスタンドでいろいろな使い方をしたいという人にはピッタリでしょう。