ソファなしでも実現! 快適に過ごせる部屋づくりのポイント
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一人暮らし向けの狭いワンルームは置ける家具にも限りがあり、ソファを置くと部屋全体に圧迫感が出てしまうことも。ソファなしでも一人暮らしの部屋でゆったりと過ごすためには、代わりにどのようなアイテムを使えば良いのだろうか。
今回は一人暮らしの部屋向けに、ソファの代わりとなるインテリアを紹介。また、ソファなしでも快適に過ごせる部屋づくりのポイントを見ていこう。
一人暮らしの部屋にソファを置かないメリットは?
くつろげる空間にするためにソファが欲しいという人は多いかもしれないが、反対にソファを置かないことでいくつかのメリットが期待できる。まずは、どのようなメリットがあるのかを見ていこう。
部屋が広く見える
ソファは、数ある家具・家電の中でもスペースをとりがちなインテリアで、1~2人掛けのソファを置くだけでも部屋にかなりの圧迫感が出やすい。特に、一人暮らしの狭い部屋では、ソファを置くことで動線が悪くなったり、ほかのインテリアを置くスペースがほとんどなくなったりしてしまうことも。
その点、部屋にソファを置かなければ広々と使える上、大きな家具がないため視覚的な開放感も得られる。床に横になったりエクササイズをしたりと、広いスペースを有効活用することができるだろう。
掃除がしやすい
ソファのある部屋は、掃除のたびにソファを動かす手間がかかる。また、ソファがあると、ソファそのものやソファカバーの手入れもこまめに行い、清潔に保ちたい。
ソファがなければこうした掃除や手入れの手間も省けるというのも、メリットのひとつといえるだろう。
気軽に模様替えしやすくなる
大きなソファはインテリアの主役になりがちなため、模様替えをするとなるとソファの位置やデザインをベースにしたコーディネートが求められる。ソファがあるために、お気に入りのラグや絨毯を敷けない、テーブルやデスクを置きにくい、ほかの家具を配置できないなど、模様替えに弊害が出てしまう可能性もあるだろう。
ソファなしのコンパクトなインテリアでまとまった空間なら、気軽に模様替えや気になるアイテムの導入もできるため、気分転換がしやすいはずだ。
一人暮らしの部屋におすすめ! ソファ以外のくつろぎインテリア
ソファを置けない一人暮らしの部屋にも、座ってリラックスできるインテリアが欲しいところ。
ここからは、ソファの代わりになるおすすめのくつろぎアイテムを紹介しよう。
座椅子
ソファほどサイズが大きくない座椅子は、一人暮らしの部屋に人気のインテリアのひとつ。折りたためるタイプの座椅子なら、使わないときはコンパクトに収納することもできるだろう。
座り心地やリクライニング機能にこだわったタイプも多く登場しており、背もたれを倒して横になってくつろいだり、ローテーブルと組み合わせて仕事や勉強をしたりと、シーンによって使い分けることも可能だ。
1人用ダイニングテーブル×チェア
ソファなしの広いスペースを使って、1人用のダイニングテーブルとチェアを置くという方法も。この場合、チェアの代わりに、座らないときは棚代わりとしても使えるスツールを置いても良いだろう。
チェアやスツールはデザイン性の高いアイテムが多数あるため、テーブルと合わせて部屋の一角をおしゃれにコーディネートしたい人にもおすすめだ。
パーソナルチェア
仕事や勉強、読書などで座って過ごす時間が長い人の場合は、パーソナルチェアを検討してみるのも◎。
パーソナルチェアは長時間快適に座れるようクッション性にこだわって作られている物が多く、背もたれが長い物のほか、ヘッドレストや肘掛けがついている物が多い。
デスクとの組み合わせ次第で、くつろぐだけでなくさまざまなシーンで活躍してくれるアイテムになるだろう。
ビーズクッション
ソファの代わりに横になれるインテリアが欲しいという人は、体にフィットするビーズクッションを置いてみてはいかがだろうか。
ソファほど場所をとらず持ち運びもしやすいため、部屋の掃除のときも邪魔になりにくい。また、カバーを取り外せるタイプなら、こまめに洗濯して清潔に使うことができる。
ソファ以外のインテリアで快適に過ごせる部屋づくりのポイント
ソファなしでもゆったりと過ごせる空間にするためには、ここまで紹介したアイテムを使うだけでなく、床に敷く物やほかのインテリアにこだわってみることも大切。
ここでは最後に、ソファを置かなくても快適に過ごせる部屋づくりのポイントを見ていこう。
ラグやカーペットを敷く
ソファなしの部屋は、確かに広々とした印象にはなるが、フローリングがむき出しだと殺風景に見えてしまうことも。また、ビーズクッションを置いて過ごすとしても、床にじか置きすると硬さが気になる人もいるだろう。
そのような場合はラグやカーペットを敷くことで、そのまま座ったり寝転んだりできるスペースになる。デザインやカラーは、ほかのインテリアやファブリック類に合わせて決めよう。
なお、快適に過ごすためには、ラグやカーペットの素材をシーズンに合わせて選ぶことも重要。夏は薄手のコットンや接触冷感タイプ、冬は毛足の長いウールタイプなどがおすすめだ。
ローテーブルを使う
座椅子や座布団、フロアクッションなどとの相性が良いローテーブル。作業や食事、ちょっとした物置にするなど、利用できるシーンが多く、背が高くない分、室内に圧迫感が生まれないのも魅力だ。
持ち運びもしやすく、折りたためるタイプなら、使わないときは壁際に寄せたり収納したりすることもできるため、邪魔になりにくい。
ソファベッドを使う
兼用家具のソファベッドを置いて、ベッドをソファ代わりにする方法も。日中は横にもなれるソファとして使い、寝るときは背もたれ部分を倒してベッドにする使い方なら、広々としたくつろぎスペースが手に入る。ソファベッドを置くにはそれなりの広さが必要になるが、ベッドとソファの2つの機能が手に入るため、スペースを有効活用したい人は検討してみてもいいだろう。
ベッドカバーにこだわったり、クッションを置いたりすることで、生活感のないおしゃれなインテリアにすることも可能だ。
ソファなしでも快適に!お気に入りのくつろぎアイテムを見つけよう
今回紹介したように、一人暮らしの部屋でゆったりと座ったり横になったりできるインテリアアイテムには、ソファ以外にもさまざまな物がある。
部屋の広さにどれくらいの余裕があるのか、また、今あるインテリアとの組み合わせなども考慮しつつ、自分にとってぴったりのくつろぎアイテムを探してみよう。
※この記事はREISM株式会社が運営するREISM Styleの記事を一部編集、転載しています。