あの味が自宅で!自家製「きゅうりのキューちゃん」レシピ
きゅうりのキューちゃんが自宅でできる!?
白菜にたくあん、かぶ……お漬物は何が好きですか?
今回スポットライトをあてるのは、誰でもきっと知っているきゅうりのキューちゃん。数あるお漬物のなかでも、きゅうりのキューちゃんは皆大好きロングセラー商品ですね。
パリッポリッとした食感が小気味よく、ほんのり香る生姜が食欲をそそる味。ごはんのお供には勿論、ビールや日本酒と合わせるのも悪くないきゅうりのキューちゃん。
そんなおいしいきゅうりのキューちゃん、買うのも良いけれど、実は自宅で簡単に作れるってご存知でしたか?
きゅうりが安い時に作ると、市販のきゅうりのキューちゃんよりも安く作れちゃいます。
しかも、お好みでピリッと辛口にしたり、甘口や薄味に調整できるのが手づくりの嬉しいところ。
作り方もびっくりするほど簡単なので、きゅうりを見かけたら、ぜひ一度作ってみてはいかがでしょう?
材料
・きゅうり……4本
・塩……小さじ1杯
a 醤油……100cc
a 砂糖……50g
a 酢……大さじ2杯
a 鷹の爪……1/2本
a しょうが(スライス)……3~4枚
作り方
1. きゅうりを切る
きゅうりを厚さ1cmくらいの輪切りにします。
2. きゅうりに塩を振り水分を出す
きゅうりに塩を振ったら、30分ほど置いて水を出します。軽く全体になじませたら、ザルに入れて水気をゆっくり切りましょう。塩を振ると浸透圧の差できゅうりから余分な水分が飛びますよ。
3. 調味料を煮詰める
(a)の調味料をフライパンに入れて、ひと煮立ちさせます。きゅうりがまんべんなく浸るように、鍋よりも幅の広いフライパンを使用しましょう。
4. 3にきゅうりを加える
フライパンの火を止めたら、きゅうりを加えます。パリポリ食感に仕上げるには、きゅうりを長く加熱しないことがポイント。きゅうりをじっくり煮るとしんなりとしてしまうので、まずは一度火を止めてから加えましょう。
5. 再度中火~強火にかける
きゅうりを加えたら、再度中火~強火にかけます。フライパンのふちが沸いてきたら、すぐに火を止めましょう。中央までしっかりと煮立てると、きゅうりに火が入りすぎるので、ほんの少しの時間でOKです。
6. 火を止め、粗熱をとる
火を止め、そのままの状態で1時間ほど置いて粗熱を取ります。この段階ではまだきゅうりは生の状態に近く見えますが、ここから汁が染みて皺が寄ってきますよ。
7. 密閉袋に入れて冷やす
密封袋に入れて空気を抜いたら、冷蔵庫でひと晩~ふた晩ほど冷やします。
約ひと晩で食べごろになりますが、しっかりとした味付けが好きな方は、お好みでふた晩寝かせてください。好みの味の濃さになったら、汁を捨てて味がそれ以上染みるのをストップさせましょう。
保存方法・期間
自家製きゅうりのキューちゃんは、冷蔵庫で3~4日ほど保存が可能です。密閉できるプラスチック容器でもいいですが、煮沸してから使用できる瓶を使用するのがおすすめ。きゅうりの水分は菌の繁殖の原因になるので、しっかり拭き取ってから調理してくださいね。
副菜やおつまみに!
パリポリッとした食感は、まさしくきゅうりのキューちゃん!甘じょっぱくて、さりげなく酸味が効いていておいしいお漬物です。
ごはんのお供には勿論、お酒のちょっとしたアテにもぴったり。ポリポリつまみながら、お酒をちびちび飲むとほっとひと息つけますよ。生で食べるにはおいしくないきゅうりの消費方法としてもおすすめ。
ぜひ一度、おためしで作ってみてはいかがでしょう?