米小学校で禁止された「イカゲーム」の仮装
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 アメリカ・ニューヨークの小学校が、今年のハロウィンでNetflixドラマ「イカゲーム」に関連するコスチュームの着用を禁止した。CBS New York などが報じている。

 着用禁止を発表した小学校は、ファイエットビル-マンリアス中央学区にある3校。地区総責任者の声明によると、保護者に毎年送られるハロウィンの仮装ガイドラインに、禁止事項として「イカゲーム」が追加。「暴力的なメッセージをはらんでおり、保護者の皆様にはドラマに関連するハロウィンの仮装を子供にさせないようお願いします」と厳重注意を行ったという。

 また、一部児童が校庭でドラマの過激なシーンや遊びを真似する姿も目撃されており、保護者に対して「休み時間に暴力描写を連想させる劇中ゲームを真似することは不適切であると、子供たちに話す時間を作ってください」とも呼びかけている。

 ドラマでは、ゲーム参加者が緑色のジャージを着用したり、運営側のスタッフは赤のジャンプスーツにマスク姿と、誰でも真似できる衣装が多数登場する。そのため、アメリカではハロウィンの仮装として「イカゲーム」関連のコスチュームを購入する人が殺到しており、キャラクターが履く白いスリッポンの売り上げが全米で7,800%増加したとVarietyが報じている。(編集部・倉本拓弥)