家電女優の奈津子です。ある朝、エレベーター内の鏡に映る、ゾンビみたいに弛んだ自分のフェイスラインを見て本当にゾッとしました。日々のマスク生活で隠されていたので、長らく顔の変化に気がつかなかったんですよ。あと個人的には0歳児の育児まっ最中で、寝不足気味なのも原因だと思います。

『なんとかここで食い止めなくては!!』と決意し、ヤーマンの「ミーゼ スカルプリフト」(以下:スカルプリフト)を3ヶ月間みっちり使い倒してみました。

同じようなブラシ型で高価格帯の製品とはどう違うのか、私のリフトアップにどのような影響を与えたのか、その結果をシェアしていきます!

※なお、スカルプリフトの実際価格は33,000円(税込)です。

2つのモードで徹底ケアできる

頭と顔は1枚の皮で繋がっているため、“頭筋の衰えは顔のもたつきの原因になる”と言われていますよね。

前頭筋、側頭筋、後頭筋を総合的にアプローチ。

本製品では頭皮専用の「SCALPモード」と、顔やデコルテのケアができる「FACEモード」の2つを搭載。そのため頭筋と顔を効率よく、ダブルでケアできるのが特徴です。

専用の充電台で充電する使用。充電時間は約3時間で連続使用時間は約30分。

モードの切り替えはそれぞれのアタッチメントを装着するだけで自動で切り替わるので、間違える心配がありません。

アタッチメントの電極ピンはSCALPモードが12本の電極ピン、FACEモードでは22本。

「SCALPモード」「FACEモード」共に、約10分間の使用時間のうち、筋肉を刺激する【EMS】、細胞を活性化させると言われている【マイクロカレント】、アンチエイジングに効果的と言われる【赤色LED】、心地良さを与える【バイブレーション(ON/OFF可)】の4つが発生。防滴仕様(IPX5)なので、両モードともにお風呂でのケアも可能です。

点灯中はこんな感じ。

なお、「SCALPモード」では硬くなりがちな頭皮を刺激する独自の「低周波EMS」が、「FACEモード」では、多角的に表情筋を刺激する「多点式EMS」が出力される点が異なっています。

使い始めて訪れた変化と使用感

シートパックの上から使うと、電極ピンが直接肌に触れないので衛生面で安心です。

使用する部位は、必ず湿らせた状態にします。逆に言うと、濡れた状態でないとEMSの刺激は強くは感じられません。そのため、私は顔はシートパックの上から、頭は入浴中or入浴後のドライヤー前に使うことが多かったです。

入浴中、頭皮に使用中。

スカルプリフトと、他のブラシ型EMS機器とを比べると、刺激が比較的マイルドな印象。3段階中の強だとビリビリした感じはあるものの、弱と中は、後者よりは優しめで使うのが苦にならず、続けやすいです。

もちろん、他メーカーのパワフルなEMS機器も、速攻性は非常に強く感じられ、ヘアメイクさんに使ってもらった後などは目尻が驚くほどギュッとあがるんですが、刺激に慣れるまで少し時間がかかりました。だから、スカルプリフトは“痛みに弱い方”に特に最適だと思います。

あとは、ごっつい形状の持ち手が多いなかで、これはハンドル部分がすっきりしているので手が小さい自分でも持ちやすかったです。

使いやすい形状は、実は結構大事!

この“持ちやすさ”は結構大事で、頭の使用中は特に、ブラシのようにとかすだけでなく、ジグザグと頭皮を引き上げるようになでる必要があるので、力を入れなくても電極ピンをしっかりと頭皮に密着させることができるんですね。

ただし毛量が多めの人は、反対側の手で軽くブロッキングしてあげるのがいいと思います。また眼球から近すぎる部位には使わないよう注意しましょう

こんな感じで、ざっくりと毛束を減らして使うと毛が邪魔しないのでさらにgood。

使用開始後、10日目ぐらいで「むむむ、顔が引き上がってきたかも」という変化が感じられ、冒頭で記したゾンビのようにたるんでいた顔も、総体的にかなり持ち上がった印象です。個人的には青白かった素顔の顔色もぱっと明るくなりました。

気になる部位には30秒ほど優しく当て続けます。

あとはフェイスラインはもちろんのこと、おでこのケアもできるのが良かった!私は疲れると眉間にシワを寄せてしまうクセがあり、そのせいで、おでこのたるみが気になっていたんですよね。

それから私はこの5月に出産したばかりなので、メーカーさんが推奨している訳ではないのですが「産後ハゲ対策」にもなるのではないかと期待しており、髪の生え際は入念に使用しています。

頭筋のケアの際には毎分約7000回の振動をオンにして、手持ちのトリートメントやスカルプ系のエッセンスを塗布してあげておくと、浸透率があがるからか、翌日の髪のツヤ・水分量がアップしているように感じました。

その甲斐あってか、いまだ抜け毛はなく(!)心の中でひっそりとガッツポーズをしています。が、産後の抜け毛の時期には個人差があるので、まだ様子見です…。

ちなみに、“しっかりめの頬まわりのケア”に関して言うと、ハンズフリー&手軽さの面で、顔に巻きつけるだけの同社の「メディリフト」に軍杯が上がると思います。

奈津子的・時短美容家電の殿堂入りをしている「メディリフト」

ただし、本当に時間が無い時は、“朝のメイク前にほうれい線だけちょこっとやろう”とか、“デコルテ周りだけでもさっとやろう”といった感じで、ピンポイントでパーツのみの短時間使いができるのは「スカルプリフト」ならではの良さでしょう。

基本的には使用頻度は、頭筋のケアのほうが7割ぐらい多めです。

写真だと少し伝わりにくいですが、矢印をつけたところが変化を感じたところです。産前のベスト体重よりも4キロほど増えている割には顔のスッキリ感はキープできています。

まだまだ長引きそうなマスク生活においては、健康的かつすっきりとしたフェイスラインはなかなか維持が難しいもの。

こういったアイテムの力を借りてみるのもいかがでしょうか?

☆奈津子のトキメキこぼれ話☆

産後、体調も落ち着いてきたので少しずつ仕事復帰しはじめました。育児も仕事も自分らしく頑張ろうと思います!

■プロフィール

女子家電の賢人 奈津子

ドラマ『野ブタを。プロデュース』で女優デビューして以降、様々な作品に出演。20歳の時、SDN48に加入しアイドル業も経験する。現在は再び女優・タレントの道を歩む傍で、家電製品総合アドバイザー GOLDグレード(AV情報家電)の資格を取得。DIMEをはじめ数々のメディアで家電のコラムを執筆している。家電以外に茶道、日舞、餃子をこよなく愛する。
instagram→natsuko_kaden