ニンテンドースイッチ有機ELモデルに装着済のフィルムは飛散防止用。剥がさないよう注意
10月8日に発売された Nintendo Switch 有機ELモデルの小ネタ。新型の画面はガラス製になりましたが、よく見ると最初からぴったりサイズのフィルムが貼ってあります。
このフィルムはガラスが割れた際に破片が飛ぶことを防ぐ「飛散防止フィルム」。サービスで画面保護フィルムを一枚貼ってあるわけではなく、本来の構造として強く接着されており、貼り替えできません。
自分で保護ガラスやフィルムを追加するときは、この最初から貼ってあるフィルムを剥がさず、上から貼るよう注意が必要です。
スマートフォンなどでは輸送や梱包時のキズを防ぐため、剥がして使うことが前提の透明シートを貼ってある場合や、貼り替えても良い保護フィルムを最初から貼ってある場合もありますが、ニンテンドースイッチ有機ELモデルの場合はこのどちらでもなく、ディスプレイカバー構造の一部として強く接着してあります。
透明度が高く、隅をよく見ないと貼ってあることが分からないサイズなので、梱包の一部と勘違いして初手で剥がして使い始めるかたはそうそういないとは思われます。
(「画面の縁より一回り小さいし、剥がしてから使うのかな?」と紛らわしいフィルムが大惨事を招き、発売延期になった製品もありますが)
一方で、市販の保護ガラスやフィルムを購入した場合、「以前に貼った保護フィルムはきれいに剥がしてから貼りましょう」といった指示でつい剥がしてしまったり、飛散防止フィルムにキズや汚れがついた際に剥がそうとする可能性はあるかもしれません。
任天堂の公式サポートでも、「剥がして貼り替えてもよいでしょうか?」「飛散防止なので駄目です」とFAQが用意されています。
従来のニンテンドースイッチの画面は樹脂製で、軽く割れにくいかわりに柔らかく傷がつきやすい素材でした。改良型の有機ELモデルではディスプレイにガラスを採用して硬く冷たい感触ですが、この樹脂製の飛散防止フィルムにキズがつくことはありそうです。
有機ELディスプレイが自慢の新型だけに、画面にキズがつかないか気になって仕方ないというかたは、飛散防止フィルムを剥がさず上からもう一枚貼るのが正解です。
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