マリトッツォブームの流れを変える！成城石井のティラミス風マリトッツォが大人の味

2021年10月12日 18時30分

成城石井特製。大人のティラミスマリトッツォが登場！

2021年10月1日（木）、成城石井から「自家製北海道産純生クリーム使用ティラミス風マリトッツォ」が発売されました。

発酵バターを使ったコーヒー風味のブリオッシュに、甘さを控えたマスカルポーネクリームをサンドしたマリトッツォは、従来のものよりもグッと上品な味わいになっているようですよ。

成城石井「自家製北海道産純生クリーム使用ティラミス風マリトッツォ」

2020～21年に爆発的ヒットとなったマリトッツォ。イタリア、ローマで生まれたブリオシュにたっぷりとクリームがサンドされたマリトッツォは、コロンとしたかわいらしいビジュアルも相まって、爆発的にヒット。クリームだけでなく、さまざまな食材をサンドした「○○トッツォ」が次々と誕生しています。

さて、この度成城石井から発売された「自家製北海道産純生クリーム使用ティラミス風マリトッツォ」は、サンドするクリーム部分だけでなく、ブリオッシュにも工夫を凝らしたひと品だそう。さっそく中身を見ていきましょう。

気になる原材料は、生クリーム、小麦粉、マスカルポーネ、卵、砂糖などなど。ティラミスには欠かせないコーヒーとココアパウダーも使われていますね。

1パックに2個入っていて431円なので、1個あたり215円程。高級チーズの部類に入るマスカルポーネを使っている割にはリーズナブルな値段なのもうれしいですよね。1個あたりのカロリーは260kcalと思ったほど高くないので安心しました。

マリトッツォのメインとなるブリオッシュ部分にはコーヒーを練り込み、発酵バターを使ってリッチに焼き上げているのだとか。マスカルポーネベースのクリームをたっぷりとサンドし、ココアパウダーをかけて仕上げられたティラミス風マリトッツォは、見るからにほかのものよりも大人なビジュアルです。

ホイップクリームよりも重いマスカルポーネクリームをサンドしているせいか、やや小ぶりな割にはずっしりとした重みを感じますよ。

コーヒー香るオトナ味

パンのフチギリギリまでクリームが詰まっているマリトッツォが多いなか、成城石井の商品はややクリームが少なく感じますが……。食べてみると意外や意外、マスカルポーネを使ったホイップが濃厚なので、少ない量でも充分満足できますよ。ブリオッシュとマスカルポーネクリームのバランスを考えてサンドしているあたり、さすが成城石井といったところでしょうか。

ブリオッシュ生地はコーヒーがかなりきいていて、噛むほどにビターな香りが鼻から抜けます。ブリオッシュながらややしっとりしているので、クリームとなじんで食べやすい印象ですよ。

これまでいくつものマリトッツォを食べてきましたが、なかでも一番甘さ控えめでした。コーヒーとココアの風味が全体の味を引き締めていて、甘ったるさがないので食べ終わったあとの「ああ、たっぷりのクリームを食べてしまった……」という胃もたれ感もありませんよ。ホイップクリームが苦手な方でも、生地量多めのティラミスとしておいしく食べられそうです。

逆にマスカルポーネを使った濃厚タイプのクリームなので、ホイップクリームのミルキー感が少なく、王道マリトッツォが好きな方には物足りないかもしれません。

甘すぎず大人の味わいなので、仕事や家事の合間のコーヒーブレイクにぴったりですよ。

違和感なしのティラミスアレンジ

マスカルポーネを使ったクリームだけでなく、ブリオッシュにもコーヒーを練り込むことでどこから食べてもティラミスを感じることができる、成城石井のこだわりが随所にみられるアレンジマリトッツォでした。

コーヒーやココアを使ったビターな大人味のマリトッツォは、気温の低くなるこれからの季節にもぴったり。ぜひ、成城石井で見つけたら購入してみてくださいね。

※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。