打倒マリトッツォ!? ローソン新作「カスタードを味わうパイ」でふわしゅわクリームの海に溺れる

2021年10月6日 19時59分

カスタード好きに朗報！極上パイが登場

2021年10月5日（火）、ローソンから新作スイーツ「カスタードを味わうパイ」が発売されました。

サクサクと軽い食感に焼き上げたパイに、メレンゲを加えたふわふわ食感のカスタードムースと、すっきりとした味わいのホイップクリームをサンド。カスタードクリーム好きが歓喜する、注目スイーツをレビューします。

ローソン「カスタードを味わうパイ」

2020年から2021年にかけて、バターを使ったリッチなブリオッシュ生地に、ホイップクリームをたっぷりとサンドしたマリトッツォが大ブームとなりました。だれもが好きなホイップクリームを見た目にもかわいらしい丸パンにサンドしたマリトッツォは、ヒットの要素がぎゅっと詰まったアイテムですよね。

スイーツに使われるクリームでホイップクリームと人気を二分するのが、カスタードクリーム。卵の濃厚なコクが特徴のなめらかなクリームは、ほかのどんなクリームにも負けない素朴な魅力があります。

この度ローソンから発売された「カスタードクリームを味わうパイ」は、そんなカスタードを主役にしたスイーツ。「クリームを思う存分楽しみたい！」というカスタードクリーム好きにおすすめしたいアイテムです。

カスタードを味わうパイの原材料は、カスタードクリーム（国内製造）、パイ生地（小麦粉、マーガリン、卵、食塩）、ホイップクリームなど。カスタードクリームにメレンゲを加えてムースに仕立てているので、ゼラチンも使われているようですね。ローソンで販売されていますが、山崎製パンが製造しています。

1個245円、1個あたりのカロリーは222kcalでした。

溶けやすいので持ち運び注意

パッケージから出してみると、真四角のかわいらしいキューブがお目見え。極薄のパイに、たっぷりのカスタードムースがサンドされているのがわかりますね。色と形こそちょっと違いますが、マリトッツォを彷彿とさせるものがあります。

口どけを重視したカスタードムースはギリギリの固さなので、暑い日に長時間持ち運ぶと形が崩れる可能性があります。持ち運びには充分注意してくださいね。

ふわしゅわ軽い口どけ♪

カスタードクリームと聞くとねっとりぽってりとした濃厚なものを思い浮かべますが、カスタードを味わうパイに使われているクリームは、メレンゲを加えたふわしゅわ食感。写真では固そうに見えますが、口に含むと体温でしゅわっとあっという間に溶けてしまいますよ。

濃厚なカスタードも魅力的ですが、たっぷりと空気を含みながらも卵の素朴な風味が感じられるカスタードムースは、口どけがよく軽い食べ心地です。ムースなので温度によって段々と溶けてしまうのが難点。10月とはいえまだ気温が高い日も多く、ゆっくり食べているとあっという間にクリームが流れてしまうので、注意してくださいね。

カスタードを味わうパイなので、あくまでパイはクリームの引き立て役。ですが、薄く伸ばされたパイはしっかりと焼き込まれていて、クリームの水分でややしっとりはしていますが、香ばしさが感じられますよ。カスタードの卵の風味とパイの香ばしさがよくマッチしています。軽い口どけのクリームがたっぷりサンドされた、リッチなミルフィーユのような味わいです。

シンプルなカスタードクリームをこの分量食べるとなかなか重さを感じますが、メレンゲを混ぜたカスタードムースは軽い口どけてペロリでした。

小ぶりサイズなパイは、カスタードムースがたっぷりと空気を抱き込んでいるので、やや物足りなさすら感じます。が、カスタードにこだわり、パイの厚さや焼き加減にも気を配った構成で、心が満たされましたよ。

カスタードクリーム好きに捧ぐ…！

カスタードクリームにメレンゲを合わせたふわふわ、しゅわしゅわのクリームと、しっかりと焼き込んだパイを合わせた、究極にシンプルながらこだわりが詰まった逸品でした。生クリームとはひと味もふた味も違った魅力を持つカスタードクリーム。生地よりもカスタードクリームが食べたい、というラバーたちにおすすめしたい逸品です。

※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。