新型コロナ感染が急拡大し、3回目の緊急事態宣言が広島で適用されたため、シーズンを迎える観光農園に大きな影響が出ています。

三原市の「木下ファーム」では、28日から今シーズンのブドウ狩り体験を始めました。

訪れた子ども

「おいしそうまだまだいっぱいとる」

毎年、ブドウ狩りスポットとして多くの家族づれでにぎわいますが「緊急事態宣言」と重なったことでお客さんの数は例年の7割ほどだということです。

また、今月降り続いた大雨の影響で出荷間近のブドウの実が割れる被害が出るなど売り上げも2割ほど減る見込みです。

木下ファーム・大田尚治さん

「(ブドウは)この時期のものなので緊急事態宣言があろうがなかろうがやるしかない。しんどいシーズンになると思いますけどもできることをやります。」

観光農園にとって、試練の秋になりそうです。