新型コロナが若い世代に広がっています。今週から来週にかけて学校が再開することから子供たちへの感染について不安が広がっています。

新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないまま、今週多くの学校が再開します。

連日300人を超える感染者が確認されている県内。

デルタ株まん延の影響で22日発表分では20%が10代以下と若い世代への感染が広がっています。学校再開により家庭内での親子感染も懸念されています。

(母親)

「先の行事もどうなるかわからないし、子どもの感染も広がっているので学校が始まって今までの対策で大丈夫なのかなとは思って」

(小学4年生)

「コロナで会えなかった友達とかも会えるし一緒に勉強することも楽しみ、同じ年頃の人たちがたくさんかかっていて次は私がかかるんじゃないかと思ってしまって怖いです」

(祖母・60代)

「マスクをしたり喚起をしたり学校側の注意は払ってもらいつつやっぱり学校生活は最小限でも続けていただきたいと思いますね」

(萩生田文部科学大臣)

「国から全国一斉の臨時休業を要請することは考えていない」

萩生田大臣はこう述べた一方で「感染状況は地域で異なる。学級や学年の単位など必要な範囲で臨時休校を行うことは考えられる」として

各自治体が個別に夏休みの延長などを行うことは「尊重したい」との考えを示しています。

福岡や沖縄など、分散登校などを実施する自治体も出る中、広島県は現時点で夏休みを延長することはないとしています。

広島市教育委員会によりますと「文科省からの通達で特に小中学校では健やかな学びの保障などの観点から地域一斉の臨時休校は避け

可能な限り学校活動は継続すべきとあり現段階では予定通り再開する」ということです。

ただ、今後感染状況によっては変更となる可能性もあるそうです。

ちなみに他県では様々な対応があり神奈川県相模原市は小中学校などで夏休み後の25~31日を臨時休校に。

福岡県は県立学校で臨時休校や分散・時差登校短縮授業などを実施することを決めています。

沖縄県では県立学校で23日から31日を分散登校にする方針です。