先月、広島市を訪れたIOCバッハ会長の警備費用379万円についてIOCなどが拒否し県と広島市が支出することがわかりました。

東京オリンピックが開幕する1週間前の先月16日、IOCのバッハ会長は平和公園を訪れ原爆慰霊碑に献花し原爆資料館を見学しました。

その際、警備会社に警備を委託し平和公園への一般の立ち入りを約3時間規制したということです。

県や市によりますと警備にかかった379万円ついてIOCや大会組織委員会に負担するよう求めましたが、IOCなどが拒否し県と広島市が半分ずつ支出することになったということです。

県と市は「県民、市民の理解が得られる適切な支出と判断した」とコメントしています。