台風9号は,9日朝、県内に最接近する見込みで、広島地方気象台は土砂災害など警戒を呼びかけています。

台風9号は8日午後3時には、鹿児島県の南西およそ310キロ付近を1時間におよそ30キロの速さで北東に進んでいます。

県内では、8日夜遅くから多いところで1時間に50ミリの非常に激しい雨が降る恐れがあります。

風も、9日朝から昼前にかけて非常に強く吹く見込みで、最大風速は20メートルと予想されています。

広島県・湯崎英彦知事

「1日の雨量としては7月上旬に県内に大きな被害をもたらした大雨の際に匹敵する降水量であります。」

広島県は8日午後、災害対策本部を設置し、危険が迫る前に適切な避難行動をとるよう呼びかけています。