上質肉が一皿220円から!大阪人に愛される焼肉店『万両』の「昼から万両」の魅力とは?
食楽web
「今晩は焼肉!」と言われると、テンションが上がりませんか? 今回は大阪市北区にある焼肉店『万両』で、贅沢にもお得なランチメニューと、幻の肉が楽しめるという本店のディナーを堪能してきました。
『万両』は大阪市内に5店舗を展開し、その界隈では知る人ぞ知る人気の焼肉店。美味しいのはもちろん、コストパフォーマンスの高さも自慢の一つです。
実は、2020年の緊急事態宣言下の中で始まったのが、「昼から万両」というコスパ重視のランチメニュー。早速、『万両』東天満店で味わってきました。駅からは少し離れた場所にありますが、やはり人気店。入店待ちの人で列ができることもあります。
赤提灯に誘われて店内に入ると、好感が持てるモダンな内装が広がります。入店したのは12時過ぎでしたが、30分ほどで満席に。それでは早速、「昼から万両」をご紹介していきましょう!
絶品のお肉をお得&たらふく味わえる「昼の万両」とは?
ランチのセットメニューのほか、200円~700円(税抜)で頼めるお昼限定の「ハーフメニュー」をちょい足し注文できるのが、「昼から万両」の魅力です。今回は3種類のお肉が楽しめる「スタミナランチ」に、単品のハーフメニュー「マルシン」(税込420円)を追加注文してみました。
「スタミナランチ」150g、1100円(税込)
早速運ばれてきた「スタミナランチ」がこちら。お肉が分厚くて食べ応えがありそう! 和牛バラに和もち豚、国産若鶏、さつまいもがセットになっており、ご飯は大・中・小から選べます。さらにウーロン茶かコーン茶が無料で付いてきます。
網の上に乗せて3分程度で焼きあがる和牛バラ。そのままいただくと、厚みがありながら柔らかくてジューシーな肉本来の美味しさを楽しめました。
ごはんに乗せて味わってみたところ、やはり牛肉と白米は最強のコンビ。お肉を食べ終わった後の「タレご飯」(白米にタレが混ざった状態)がまた旨い! じわじわとジューシーな肉の味わいが蘇ります。
右上が和もち豚、左右で焼かれているのが国産鶏肉
和もち豚と国産鶏肉も厚みがあって、プリプリ食感! 脂身も少なく、よく焼いても固くなりすぎず、美味しくいただきました。
赤身No.1「マルシン」もちょい足しのハーフサイズで味わえる贅沢
「マルシン」420円(税込)
続いてやってきたのが、ハーフサイズの「マルシン」。3切れほど乗っていて、わさびが添えてありました。軽く焼いて味わうと、箸で簡単に切れるほどの柔らかさに感動! 脂と赤身のバランスも良く、脂っこさもなく、しっかりと赤身の旨みを感じられました。タレ続きだったので、わさびのさっぱりしたピリ辛さが食欲を戻してくれますよ。
個人的には横側がうっすらピンク色になった程度でいただくのがおすすめ。あまり焼きすぎないのが美味しさの秘訣だと思います。
ディナーは南森町店だけの「幻のアレ」を食べるべし!
本店の「南森町店」はさらに人気で入れないことも多いので、ぜひ予約して出かけてください。七輪で焼く焼肉店ならではの風情があり、いつでも活気であふれています。
ディナーで訪れたので、上ハラミや上ロースなど贅沢なメニューをオーダーしてみました。火力の強い七輪とはいえ、多少焦げても柔らかさは持続し、お肉の旨みもしっかり残っている「上」はさすがの美味しさです。
「幻のカルピ」968円(税込)
目当ては南森町店だけで味わえる数量限定の「幻のカルピ」。一頭から3kgしか取れない希少部位の「ヒウチ」で、高級焼肉店では“極上カルビ”として提供されています。実は数年前までメニューにはなく、裏メニューとして存在していたそう。これは期待が高まるばかり!
裏面をじっくり焼いたら、表面はほんのり焼くだけ。刻みネギを巻いていただきましょう。何も付けなくても、タレとネギ特有の甘さが口の中にジュワ~ッ。薄いのに旨みが凝縮されていて、「幻」といわれる理由がよく分かります。
東天満店も南森町店もどちらもお肉のクオリティが高く、ランチならハーフメニューをちょい足ししても1500円以下で味わうことができます。まさに、関西を代表する、安くて美味しい焼肉店でした。
(取材・文◎道面 梓)
●DATA
万両 東天満店
住:大阪府大阪市北区天満2-7-25 塩見ビル1F
TEL:06-6882-0221
営:12:00~20:00
休:月曜
万両 南森町店
住:大阪府大阪市北区南森町1-2-14 ロイヤルハイツ1F
TEL:06-6361-1371
営:12:00~20:00
休:月曜