県内の企業業績の落ち込み幅が縮小へ 広島
中国財務局は、県内の経済情勢について新型コロナの影響による企業業績の落ち込み幅が縮小してきたという調査結果を発表しました。
中国財務局 柴田聡局長「回復への軌道がよりしっかりとした足取りになるように、それを強く期待させていただきたい」
中国財務局の調査では県内およそ4割の企業が業績減少としながらもその幅は次第に縮小。海外のワクチン普及で需要が戻った大企業や巣ごもりで生鮮品などの売り上げがコロナ前を上回っていると回答した企業もあります。
また、百貨店でブランドものなど高額商品が好調な反面、自動車メーカーは半導体不足による生産調整など業界ごとに様々な声が寄せられているということです。
ただ、経済全体の先行きについては今後の感染状況を注視するとしています。