エンゼルスの大谷翔平【写真:AP】

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今日アスレチックス戦にスライド登板予定

 米大リーグ・エンゼルス大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、アスレチックス戦に投手として先発予定だったが、チームバスが交通渋滞に巻き込まれた影響により急遽登板を回避。野手として出場した。今日28日(同29日)のアスレチックス戦にスライド登板することとなった二刀流だが、米国では決め球のスプリットの威力が改めて注目されている。

 交通渋滞により、高速鉄道「BART」を利用して球場へ向かったが、到着が遅れたこともあり登板回避となった大谷。1日スライドして今季7度目の先発を迎えることとなった。今季ここまで防御率2.37、30回1/3で奪三振45と実力を見せているが、持ち球で最も注目されているのが、高速で鋭く落ちるスプリットだ。

 MLBのスタッツを専門に扱う「MLBスタッツ」公式ツイッターは「ショウヘイ・オオタニのスプリットはほとんど打たれない」との文面につづり、今季の被打率が低い投手と球種の組み合わせを発表。大谷は4位で、スプリットは驚異の被打率.049だという。5位はパドレスのダルビッシュで、スライダーの被打率が.066だった。

 この投稿に米ファンからは「アメージング」「そして彼は打つからな」「俺のオオタニ」「オオタニは自分のスプリットを打てるのだろうか」「ショウヘイは人間じゃない」「唯一打たれたのがバントヒットだったよな」などと反響が寄せられている。なお投稿で公開されている上位5名とその球種は以下の通り。

 1.カルロス・ロドン(ホワイトソックス):スライダー被打率.019
 2.ブライアン・ショー(インディアンス):カットボール被打率.026
 3.ゲリット・コール(ヤンキース):チェンジアップ被打率.047
 4.大谷翔平エンゼルス):スプリット被打率.049
 5.ダルビッシュ有(パドレス):スライダー被打率.066(THE ANSWER編集部)