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ユニバーサルロボット(Universal Robots/UR、本社:デンマーク)は、可搬重量を12.5kgに拡大(25%アップ)した協働ロボットUR10eを、世界各国のUR販売代理店で注文受付開始しており、6月後半からの出荷を予定していることを2021年5月18日(現地時間)に発表した。今回、同製品の可搬重量が増えたことで、パレタイジングやシンテンディング、パッケージングなどのアプリケーションにおいて、これまで可搬重量が足りなかった場合でも自動化できる可能性が大きくなる。
同社社長である、Kim Povlsen(キム・ポヴルセン)氏は以下のように述べている。


Universal Robots CEO Kim Povlsen氏:

「ユニバーサルロボットは、顧客との対話を重ねながら市場動向を注視し、製品の継続的な改善に取り組んでいます。当社の顧客はすでにURロボットをさまざまなパレタイジング用途に導入していますが、より重いワークを扱いたいというニーズが増えてきました。このような市場要求に応えるべく、UR10eの可搬重量を12.5kgまで拡大させました。これにより顧客はさらに活用範囲を広げられるようになります」
「重量物を何度も持ち上げるのは人には過酷な作業ですが、URロボットは容易にこなします。URの協働ロボットは、身体に負荷のかかる重労働を人に代わって行うことで、顧客企業が生産性を高め、製品品質を向上させ、企業が従業員の創造力や問題解決能力を最大限に活用できるよう人材配置を再考するきっかけにもなるでしょう。もちろん、ロボットと共に働く人々の安全は確保しています」




■【動画】UR10e with Increased Payload Enables More Stacking and Palletizing Tasks(英語字幕):
※UR10e のペイロードが増加し、より多くのスタッキングとパレタイジング作業が可能になる。

■【動画】ユニバーサルロボット e series新登場 preview(日本語字幕):


●ユニバーサルロボットについて
2005年に設立された同社は、あらゆる規模の会社でロボット技術による自動化を実現することを目的に、小型で、使いやすく、リーズナブルな価格設定で、フレキシブルかつ安全な協働ロボットの開発に努めている。2008年に協働ロボット第一号を発表して以来、ユーザーフレンドリーな協働ロボットの提供によって大きな成長を遂げており、現在では世界中で販売されている。なお、2020年度のユニバーサルロボットの売上高は2億1,900万ドルであった。

UR10e製品ページ(公式サイト内)


(ロボスタ編集部)