エコバッグはあえて3つもつ! 買い物の仕方を変えるだけで、料理が時短に
1日3食のごはんの支度。ステイホームでその回数も増えつつあるなか、負担に感じているという声も多いもの…。
買い物から献立づくり、調理まで、仕組みを少し変えるだけで、家事の手間がグンとラクに! その方法をライフオーガナイザーの佐藤美香さんに教えてもらいました。
ライフオーガナイズを学び始めて、苦手な家事を考えてみたという佐藤さん。毎日の献立を考えること、週末のまとめ買い後の整理も苦手。そこを工夫することで、暮らしのなかのプチストレスが減ったそう。その具体的なアイデアを見ていきましょう。
3姉妹のママでもある佐藤さん。家族5人分の食材をまとめ買いすると、仕分けもひと苦労です。
「その手間を省くため、マイバッグは用途別に3つ用意。スーパーで買い物中から仕分けておけば、帰宅後は考えずにしまえます」
用途ごとに3つに分類すれば仕分けがラク!
(1) 冷蔵&冷凍
(2) 野菜&果物
(3) 乾物&お菓子
を別々のカゴで買い物して、そのまま移し替えるだけ。
袋のチャックをあけ閉めする手間をカット!
ゴマ、乾燥刻みネギ、揚げ玉など薬味やみそ汁の具になる乾物は、100円のドレッシングボトルにつめ替え。
「片手でひとふりするだけなので、子どもや夫も自分でやってくれます」
乾麺は、100円の書類ケースに種類別にまとめて収納。
「スパゲティはレトルトソースとセットにしておけば、自分が留守にしているときでも夫や娘が自分で用意できます」
献立に悩む時間を削減するため、まとめ買いした食材はその日のうちに下ごしらえ。
「肉は塩こうじなど下味をもみ込んで1食分ずつ冷凍保存すれば、平日は焼くだけで一品完成!」
からでも保存容器は入れっぱなし
下味をつけた肉やお弁当用に小分けした食材は、薄型の保存容器に入れて冷凍。からの保存容器もそのまま冷凍庫にしまえば、収納場所いらず!
「お弁当用の冷凍食品も休日に自作。保存容器にお弁当カップを並べて、練り物などをつめていけば、5分で完成します」
01:専用お弁当箱はなし! グッズは家族で統一
全員のお弁当箱を統一すれば、つめ方は1種類考えるだけ。
「娘2人がケンカしないように、箸も保温ジャーもおそろいにしています」
02:おかずの配置を固定する
おかずの位置は左を主菜(茶色)、右に副菜(緑や黄色)と決めておけばつめるのに迷いません。
「ご飯の量だけ人に合わせて調整します」
03:みそ汁やふりかけは持って行きたい人がセルフで
シンクの引き出しにふりかけやみそ汁の小袋を並べ、家族が選べる方法を採用。
「このひと手間で、忙しい朝にゆとりが生まれます」
考えたり悩む時間をつくらない。家族ができることは各自にまかせる。そんな仕組みをつくると、家事の負担はぐんと軽くなります。気になるアイデアがあったらどんどん取り入れてみてください。
<撮影/合田和弘 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
夫(47歳)、長女(17歳)、二女(14歳)、三女(5歳)の5人家族。ライフオーガナイザーの活動を通じ、家族がわかりやすい片づけと収納術を発信
買い物から献立づくり、調理まで、仕組みを少し変えるだけで、家事の手間がグンとラクに! その方法をライフオーガナイザーの佐藤美香さんに教えてもらいました。
苦手な家事こそ手間を省いてラクにすませる
ライフオーガナイズを学び始めて、苦手な家事を考えてみたという佐藤さん。毎日の献立を考えること、週末のまとめ買い後の整理も苦手。そこを工夫することで、暮らしのなかのプチストレスが減ったそう。その具体的なアイデアを見ていきましょう。
●買い物は3つに分ければしまう手間が激減
3姉妹のママでもある佐藤さん。家族5人分の食材をまとめ買いすると、仕分けもひと苦労です。
「その手間を省くため、マイバッグは用途別に3つ用意。スーパーで買い物中から仕分けておけば、帰宅後は考えずにしまえます」
用途ごとに3つに分類すれば仕分けがラク!
(1) 冷蔵&冷凍
(2) 野菜&果物
(3) 乾物&お菓子
を別々のカゴで買い物して、そのまま移し替えるだけ。
●乾物は即つめ替えて日々のストレスを減らす
袋のチャックをあけ閉めする手間をカット!
ゴマ、乾燥刻みネギ、揚げ玉など薬味やみそ汁の具になる乾物は、100円のドレッシングボトルにつめ替え。
「片手でひとふりするだけなので、子どもや夫も自分でやってくれます」
●セット化しておけば、家族の使いやすさもアップ!
乾麺は、100円の書類ケースに種類別にまとめて収納。
「スパゲティはレトルトソースとセットにしておけば、自分が留守にしているときでも夫や娘が自分で用意できます」
●平日ラクするために休日1時間は準備に集中
献立に悩む時間を削減するため、まとめ買いした食材はその日のうちに下ごしらえ。
「肉は塩こうじなど下味をもみ込んで1食分ずつ冷凍保存すれば、平日は焼くだけで一品完成!」
からでも保存容器は入れっぱなし
下味をつけた肉やお弁当用に小分けした食材は、薄型の保存容器に入れて冷凍。からの保存容器もそのまま冷凍庫にしまえば、収納場所いらず!
「お弁当用の冷凍食品も休日に自作。保存容器にお弁当カップを並べて、練り物などをつめていけば、5分で完成します」
●まだまだあります!佐藤さん流お弁当手間抜きアイデア
01:専用お弁当箱はなし! グッズは家族で統一
全員のお弁当箱を統一すれば、つめ方は1種類考えるだけ。
「娘2人がケンカしないように、箸も保温ジャーもおそろいにしています」
02:おかずの配置を固定する
おかずの位置は左を主菜(茶色)、右に副菜(緑や黄色)と決めておけばつめるのに迷いません。
「ご飯の量だけ人に合わせて調整します」
03:みそ汁やふりかけは持って行きたい人がセルフで
シンクの引き出しにふりかけやみそ汁の小袋を並べ、家族が選べる方法を採用。
「このひと手間で、忙しい朝にゆとりが生まれます」
考えたり悩む時間をつくらない。家族ができることは各自にまかせる。そんな仕組みをつくると、家事の負担はぐんと軽くなります。気になるアイデアがあったらどんどん取り入れてみてください。
<撮影/合田和弘 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
【佐藤美香さん】
夫(47歳)、長女(17歳)、二女(14歳)、三女(5歳)の5人家族。ライフオーガナイザーの活動を通じ、家族がわかりやすい片づけと収納術を発信