立ったままできるテニスボールダイエット。猫背や肩コリ改善も
テニスボールダイエットは、ボールを使って筋膜をゆるめて伸ばす、シンプルなエクササイズ。骨格が整うと、血流やリンパの流れも改善。代謝が上がって太りにくくなるなどのメリットがあります。
女優やモデルから支持を集めるカリスマトレーナーのKAORUさんから、デコルテやせ&猫背改善の方法を教えてもらいました。
壁と自重を利用して、肩から腕にかけての筋肉をほぐします。デコルテが美しく整い、猫背や肩コリの改善にも。
<ボールを当てる位置はココ>
ボールを当てる位置
肩(上腕)と壁の間にテニスボールをはさみ(図(1)の位置)、痛気持ちいい程度に圧をかける。そのままひざを屈伸させ、ボールを上下に動かす。
30秒
・目線は正面
・ボールに垂直に体重をかける
・腕の力を抜く
30秒
壁に対して体の向きが45度になるようにして立ち、壁と肩(上腕)の少し内側にボールをはさみ(図(2)の位置)、(1)と同様に上下に動かす。
30秒
体の向きを(1)に戻し、(1)のボールの位置からボール1個分下にずらしてはさみ(図(3)の位置)、上下に動かす。(1)〜(3)を反対の肩も同様に行う。
<POINT>
落とさないコツはボールを見ないこと!
エッセ読者が実際にテニスボールダイエットをしたところ、1回試しただけで、ウエストがサイズダウン。シルエットも見違えるように!
【Aさん(40歳・東京都)】
夫、長男(5歳)、二男(3歳)の4人家族。年齢を重ねるにつれ、やせにくくなるのを実感。以前より体が冷えやすく、疲れやすいのも悩み。
<BEFORE>
年齢とともに、やせにくくなったと感じていたAさん。
「ジワジワとおなか回りが太り、冷えや疲れやすさも気になっていました。なんとかしたいと、テニスボールダイエットに挑戦。すると、たった1回試しただけでウエストが細くなってびっくり! 脚のむくみやデコルテ、フェイスラインもすっきりした気がします」
その後、2週間継続したところ、細くなったウエストはキープし、パンパンだった脚のむくみが解消したそう。
「さらに、病院に通うほど足裏のガサガサがひどかったのですが、うそのようになくなり、ツルツルになりました!」
<AFTER>
たった1回のエクササイズでボディラインが整ってすっきり! 姿勢がよくなってバストアップ。
・ウエストマイナス3cm!
ウエストマイナス3cm、おなか回りもマイナス1cm。全体的にシルエットが整い、若々しい印象に。
・2週間後はさらに効果が
毎日午前と午後に1回ずつ継続したところ、ウエストはマイナス3cmをキープ。悩んでいた脚のむくみが解消し、ふくらはぎはマイナス1cm。足首もすっきり。
効果的に続けるためにはどうしたらいい?読者の素朴な疑問に答えてもらいました。
A:テニスボールの弾力性がベスト
テニスボールの弾力性とフェルトのやわらかさが、筋肉にほどよい刺激を与えるのにぴったり。かたいものは筋膜が緊張してしまうのでNG。
A:「痛気持ちいい」ぐらいが目安
痛みを我慢しすぎると、筋膜が反発してほぐれません。「痛気持ちいい」を目安に、強さを調整して。続けると筋膜がほぐれ、痛くなくなってきます。
A:30秒以上圧をかけないよう注意
気持ちいいと感じるなら、1日のうちに何度やってもOK。体の可動域もアップします。ただ、同じポイントに1回に30秒以上圧をかけないで。
※妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐ中断してください。
<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
パーソナルトレーナー。女優やモデルなど“美のプロ”から支持を集めるカリスマトレーナー。著書に『テニスボールダイエット
』(幻冬舎刊)がある。YouTube『アプロアカデミー
』で動画も公開中。
女優やモデルから支持を集めるカリスマトレーナーのKAORUさんから、デコルテやせ&猫背改善の方法を教えてもらいました。
美姿勢でスタイルアップ!デコルテやせ&猫背改善
壁と自重を利用して、肩から腕にかけての筋肉をほぐします。デコルテが美しく整い、猫背や肩コリの改善にも。
ボールを当てる位置
(1) 肩と壁の間にボールをはさみ、ひざを屈伸させてボールを上下に動かす
肩(上腕)と壁の間にテニスボールをはさみ(図(1)の位置)、痛気持ちいい程度に圧をかける。そのままひざを屈伸させ、ボールを上下に動かす。
30秒
・目線は正面
・ボールに垂直に体重をかける
・腕の力を抜く
(2) 壁に対して体を45度に向け、ボールをはさみ上下に動かす
30秒
壁に対して体の向きが45度になるようにして立ち、壁と肩(上腕)の少し内側にボールをはさみ(図(2)の位置)、(1)と同様に上下に動かす。
(3) 体の向きを戻し、ボールを下にずらして上下に動かす
30秒
体の向きを(1)に戻し、(1)のボールの位置からボール1個分下にずらしてはさみ(図(3)の位置)、上下に動かす。(1)〜(3)を反対の肩も同様に行う。
<POINT>
落とさないコツはボールを見ないこと!
エッセ読者がチャレンジ!
エッセ読者が実際にテニスボールダイエットをしたところ、1回試しただけで、ウエストがサイズダウン。シルエットも見違えるように!
【Aさん(40歳・東京都)】
夫、長男(5歳)、二男(3歳)の4人家族。年齢を重ねるにつれ、やせにくくなるのを実感。以前より体が冷えやすく、疲れやすいのも悩み。
●体のラインが整い、悩んでいた足裏のガサつきがツルツルに
<BEFORE>
年齢とともに、やせにくくなったと感じていたAさん。
「ジワジワとおなか回りが太り、冷えや疲れやすさも気になっていました。なんとかしたいと、テニスボールダイエットに挑戦。すると、たった1回試しただけでウエストが細くなってびっくり! 脚のむくみやデコルテ、フェイスラインもすっきりした気がします」
その後、2週間継続したところ、細くなったウエストはキープし、パンパンだった脚のむくみが解消したそう。
「さらに、病院に通うほど足裏のガサガサがひどかったのですが、うそのようになくなり、ツルツルになりました!」
<AFTER>
たった1回のエクササイズでボディラインが整ってすっきり! 姿勢がよくなってバストアップ。
・ウエストマイナス3cm!
ウエストマイナス3cm、おなか回りもマイナス1cm。全体的にシルエットが整い、若々しい印象に。
・2週間後はさらに効果が
毎日午前と午後に1回ずつ継続したところ、ウエストはマイナス3cmをキープ。悩んでいた脚のむくみが解消し、ふくらはぎはマイナス1cm。足首もすっきり。
もっと知りたい!テニスボールダイエットQ&A
効果的に続けるためにはどうしたらいい?読者の素朴な疑問に答えてもらいました。
Q:テニスボール以外のボールでもいい?
A:テニスボールの弾力性がベスト
テニスボールの弾力性とフェルトのやわらかさが、筋肉にほどよい刺激を与えるのにぴったり。かたいものは筋膜が緊張してしまうのでNG。
Q:痛みはどのくらい我慢すべき?
A:「痛気持ちいい」ぐらいが目安
痛みを我慢しすぎると、筋膜が反発してほぐれません。「痛気持ちいい」を目安に、強さを調整して。続けると筋膜がほぐれ、痛くなくなってきます。
Q:毎日たくさんやれば効果が出ますか?
A:30秒以上圧をかけないよう注意
気持ちいいと感じるなら、1日のうちに何度やってもOK。体の可動域もアップします。ただ、同じポイントに1回に30秒以上圧をかけないで。
※妊娠中やその可能性がある方、持病のある方は事前に医師と相談してください。また、試してみて痛みや不調があるときは、すぐ中断してください。
<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
【KAORUさん】
パーソナルトレーナー。女優やモデルなど“美のプロ”から支持を集めるカリスマトレーナー。著書に『テニスボールダイエット
』(幻冬舎刊)がある。YouTube『アプロアカデミー
』で動画も公開中。