新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は26日、新たに30人の感染を確認したと発表しました。

また宇都宮市の事業所で新たなクラスターが確認されています。

新たに感染が確認されたのは、宇都宮市と栃木市、小山市、下野市などの10代から70代の30人です。

このうち11人が宇都宮市内にある運輸業の事業所の従業員で、県内44例目のクラスターに認定されました。

この事業所では25日までに1人の陽性が確認されていて宇都宮市では27日以降、20人から30人の検査を予定しているということです。

なお、接客など一般の県民、市民との接触はないということです。

県内の感染者はこれで累計4504人になりました。現在の療養者は149人、重症者は2人で入院調整中は27人です。

一方県では、早期に変異株の感染を発見するため、これまで1週間に一度行っていた変異株のスクリーニング検査を25日から毎日、行うこととしました。

なお、現在までに県内在住者では2人が変異株の感染が確認されています。

近県の感染状況です。埼玉県では5人の死亡と135人の感染、茨城県では1人の死亡と35人の感染、群馬県では23人の感染が確認されています。