栃木県内で企業価値の向上を目指して経営改善に取り組む企業に贈る「経営品質賞」の表彰式が11日、宇都宮市内で開かれました。

「経営品質賞」は顧客の視点から経営を見直し、価値の創造を目指す組織に贈られるもので、栃木県では県内6つの経済団体などで委員会を構成し、2001年から表彰を行っています。

これまで栃木富士産業やカルソニックハリソンなどが知事賞、会長賞を受賞していて、今回は2019年度のベーシックアワードに選ばれた宇都宮市の「アペックス」と今年度、奨励賞を受賞した宇都宮市の「アド宣通」が表彰を受けました。

アド宣通はスーパーやホームセンターなど、チェーン店のメンテナンス業を手がけていて、従業員の平均年齢は40歳、3ヵ月に一度、部門ごとに9項目のタスクを達成できたかを細かくチェックするなど、顧客と地域を幸せにするための経営革新を目指しています。