いつどこで起きるかわからない災害に備えて、改めて防災について考える展示が県防災館で行われています。

「とちぎ防災展」が行われているのは、地震や強風の体験施設がある宇都宮市中里町の県防災館です。

こちらの施設では、例年3月に防災について考える体験型のイベントを開いていましたが、今年はコロナ禍のため展示で防災の重要性を伝えています。

会場では、この施設を管理する北関東綜合警備保障が2011年の東日本大震災の際、宇都宮市の本社で県内外の避難者を受け入れた時の様子などを写真で紹介しています。

2019年の東日本台風の時の被害地域の地図や写真を並べ、どこでどんな被害があったのか分かりやすく展示しています。

このほかコロナ禍の今、非常持ち出し袋に入れたいマスクや体温計などの備品を学べる展示も用意しました。

訪れた人は常設展の写真や地震などの体験コーナーと合わせて、いざという時の備えやとるべき行動について学んでいました。

この展示は3月14日まで行われています。