ラスボス・竜雷太が動き出す!
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 海外ドラマ「24 TWENTY FOUR」をリメイクした「24 JAPAN」(テレビ朝日系)の第21話が、5日午後11時15分から放送される。第21話では、主人公・獅堂現馬が最大のピンチを迎える、午後8時から午後9時までの出来事が描かれる。(以下、第20話のネタバレを一部含みます)

 本作は、CTU(テロ対策ユニット)第1支部A班の班長・獅堂(唐沢寿明)が、女性総理候補・朝倉麗(仲間由紀恵)の暗殺計画を目論むテロ集団に立ち向かうサスペンスドラマ。第20話では、御殿場にある怪しげな施設を発見した獅堂が、その施設にある特殊犯罪人が移送されることを知る。その人物は、かつて獅堂が“夜のとばり作戦”で殺したはずのテロリスト、ビクター・林(竜雷太)だった。

 因縁の再会を果たした獅堂だが、その直後、父・ビクターの脱走計画を練る長男のアンドレ・林(村上淳)が、施設の変電所を爆破する。暗闇で身動きが取れなくなった獅堂は、CTU東京本部の第1支部長・鬼束元司(佐野史郎)に連絡し、応援を要請。鬼束は逡巡しながらも、本部長・中曽根尚道(相島一之)の決裁を仰ぐ前に応援部隊を手配する。

 その頃、世の中では総選挙の開票がスタート。出口調査では民生党が圧勝だと知り、党首・朝倉はホッと胸をなでおろす。一方、獅堂には一息つく暇もなく、応援部隊の到着を待つ間に、アンドレが率いる部隊と対峙する。父子再会を果たして勢いづいたアンドレとビクターは、獅堂を人質に取り、CTUとの取引を開始。夜のとばり作戦で妻と娘を永遠に失うという苦汁を飲まされたビクターは、獅堂に「今度はその苦しみをお前が味わうことになる」と言い放つ。

 絶望的な状況下で、心身共に追い込まれていく獅堂。その頃、独断で応援部隊を手配した鬼束、獅堂の妻・六花(木村多江)、そして娘・美有(桜田ひより)にも危機的状況が迫る。 そんな中、暗号解析係長・南条巧(池内博之)は、CTU内のある人物に疑惑の目を向け始めていた。(編集部・倉本拓弥)