看護師を養成する矢板市の専門学校で3日、卒業式が行われ37人が学び舎を巣立ちました。

卒業式が行われたのは国際医療福祉大学塩谷看護専門学校です。

学生たちは新型コロナウイルスの影響でこの1年、授業の一部がリモートになったり本来は病院で行う実習を学校内で行ったりして3年間の学習を終えました。

国家試験の前日には県内で最大震度5強を記録する大きな地震に見舞われるなど苦労の多い年でした。

挨拶に立った岩本 俊彦学校長は「学問、人格、精神などにおいて自分自身をより磨き上げ社会で活躍する看護師のプロになってください」とエールを送りました。

これに対し卒業生を代表して高木 理永さんが答辞を述べました。

卒業生の多くは今年4月から県内各地で看護師としての道を歩み始めます。