焼き物の町、益子町で商業団体や観光団体が一丸となって観光地域づくりの法人を立ち上げます。

一大イベントの陶器市の運営を引き継ぐということです。

3月2日設立となるのがDMO「観光地経営組織」の一般社団法人「ましこラボ」です。

1日、開かれた創立総会で代表理事に町の商工会会長の塚本 裕昭さんが選ばれました。

「ましこラボ」は地域の稼ぐ力を引き出し、観光を軸とした町内循環型の経済を目指す舵取り役を担います。

新年度からは、まず去年、新型コロナウイルスの影響でウェブ開催となった陶芸の街の一大イベント・陶器市の運営を引き継ぎます。

テントなどで陶器を販売する従来型の春の陶器市は中止が決まっていて代わりに4月29日から5月9日にかけウェブ陶器市を実施することとになりました。

また、感染防止対策として5月下旬から10月末にかけ分散開催を予定している「土祭(ひじさい)」を運営します。

そのほか、益子町のふるさと納税を手掛ける独自サイトを立ち上げるなど観光振興と地域活性化の強化を図っていくということです。