足利の山林火災 市が鎮圧宣言
発生から9日目を迎えた足利市の山林火災について、和泉聡市長は1日夕方、鎮圧を宣言しました。
発生から9日目を迎えた足利市の両崖山一帯で起きた山林火災。
1日朝の時点で延焼はほぼ収まり、ふもとの避難勧告地域にある足利第一中学校では、2月24日の休校からおよそ1週間ぶりに授業を再開しました。
1日も午前6時半から栃木県と群馬県の消防隊員およそ200人が山に入り、燃えている場所を探しながら消火作業にあたりました。
午前7時の時点で、避難所に避難していた2世帯4人は全員が自宅に戻ったということです。
そして和泉聡市長は会見を開き、1日午後4時の時点で鎮圧の判断をしたと明らかにしました。
これに伴い、市内305世帯への避難勧告を解除し、すべての避難所を閉所したということです。
北関東自動車道の足利IC~太田桐生ICの通行止めも午後5時に解除されています。
鎮火については2日の天候も含めて、今週いっぱいは様子を見て判断したいとしています。