テレワーク時代の片付け第二弾 宅配収納サービス「サマリーポケット」を活用してみた
前回、デスク周りの整理整頓をしたという記事を書いた。
おかげでモノを探す時間が圧倒的に減り、仕事環境も実に快適になった。
仕事場がきちんと整理されていると、再びモノが散らかりはじめても、
「片付けなきゃ」という気持ちに変化する。
この状態なら、どこかでモノがオーバーフローするまでは整理された環境は維持されそうだ。
しかしデスク周りは片付いたのだが、自分が書いた本や雑誌、検証用に使ってきたパソコンソフトは、相変わらずデスクの脇と寝室(兼巨大書棚)を占拠している。
そこで今回、整理整頓の第二弾として宅配収納サービスを利用してみることにした。
筆者が選んだのは「サマリーポケット」というサービス。
「当分使わないけど捨てられない」ものをボックス単位で預けて、必要に応じて取り出せるというサービスだ。
一時期はトランクルームを借りることも検討したものだが、都心の自宅から交通の便がいいところとなると、月1万円前後はする。しかも出し入れするためにはトランクルームまで出向く必要があるし、湿度対策などの懸念もある。
一方、サマリーポケットなら1箱を数百円/月から預けられ、必要なときは出庫依頼をすればすぐに届けてくれる(別途料金は必要)。
また、倉庫の老舗「寺田倉庫」が管理を委託されており、温度や湿度管理も徹底されているとのこと。
これなら、トランクルームを借りるよりも安上がりだし、品質の確保もできる。
さっそくアプリをインストールし、会員登録してボックスを取り寄せてみた。
ボックスにはいろいろな種類があるが、大きく分けるとスタンダード/エコノミー/ブックスの3種類だ。
●スタンダード
・30点まで1点ずつ写真を撮影してくれる(30点以上はまとめて撮影)
・ボックスはレギュラー、アパレル(衣類用)、ラージ(大)の3種類
・保管料は月額300円、ラージのみ550円
・アイテム単位の取り出しが可能(800円〜)
●エコノミー
・ボックスに記載した品名で管理可能
・ボックス(保管料)はレギュラー(250円/月)、ラージ(440円/月)の2種類
・取り出しはボックス単位(レギュラーは1,000円、ラージは1,200円)
●ブックス
・バーコードを読み込んで画像データで個品管理してくれる
・バーコードのないアイテムも同梱可能、30点までは撮影してくれる
・アイテム単位の取り出しが可能
・保管料は月額400円、取り出しはアイテム単位で最安320円〜
筆者は、まずはパソコンソフトを預けようと考えた。量が多く、本ほどは重くないと思ったので、スタンダードのラージボックスを注文してみた。
ボックスは、申し込んだ翌日に到着した。
パソコンソフトばかり40本ほどがラージボックスに収まった
その日のうちに荷造りできたので、集荷を依頼しようとしたら、なんと当日集荷もOKとのことで驚いた。
集荷の際に気を付けることは、ボックスサイズの上限重量を超えないようにすることだ。
ソフトはそれほど重くないと思ったが、40本ぐらいあり、なかなかの重さになった。
計測には体重計を利用した。
まずは自分が体重計に乗り、次に箱を持って乗る。差分がボックスの重さとなる。
ラージは上限25kgまでで、筆者のボックスは20kg程度だったので、今回は大丈夫だった。
重量を確認後、梱包し、集荷に来てくれた担当者に荷物を渡す。これで完了。
ラージボックはかなり大きい。荷造りできたら蓋を閉じて集荷を待てばよい
その後、1週間ほどして、写真撮影が完了したとの連絡があり、スマートフォンアプリで確認すると写真がアップされていた。30点以上あったので、いくつかはまとめての撮影となっていた。
写真をタップすると拡大され、入庫日やアイテムIDなどが記載されている。
また、その画面には「荷物を取り出す」というメニューバナーが表示され、すぐに個別に荷物を取り出す手続きができる。
預けたパッケージソフトの写真がずらりと並ぶ
今回の1箱分だけでも書棚の1/3ぐらいが空いた。
この勢いに乗じて、次はブックスのボックスを注文した。
次回は、デスク脇で斜めに積まれたかわいそうな本たちを「すぐ脇に置いておきたいもの」「寝室(兼巨大書棚)でもいいもの」「遠隔倉庫に保管しておくもの」に仕分けして、デスク脇の書棚をもう少しキレイに整理しようと思う。
これまでは「サブスクリプション」型のサービスがあまり好きではなかったため利用しなかったが、Microsoft365にしてもDropboxにしても、今やすべてサブスクになっており、筆者もすっかり慣れたようだ。
・多少の月額料金はかかるがトランクルームを借りるよりははるかに安い
・管理や取り出しも楽チン
・自宅の荷物が減ってキレイに片付く
このように、いいことずくめの「サマリーポケット」サービスとは長い付き合いになりそうだ。
*本記事で記載した価格はすべて税別
執筆 内藤由美
おかげでモノを探す時間が圧倒的に減り、仕事環境も実に快適になった。
仕事場がきちんと整理されていると、再びモノが散らかりはじめても、
「片付けなきゃ」という気持ちに変化する。
この状態なら、どこかでモノがオーバーフローするまでは整理された環境は維持されそうだ。
しかしデスク周りは片付いたのだが、自分が書いた本や雑誌、検証用に使ってきたパソコンソフトは、相変わらずデスクの脇と寝室(兼巨大書棚)を占拠している。
そこで今回、整理整頓の第二弾として宅配収納サービスを利用してみることにした。
筆者が選んだのは「サマリーポケット」というサービス。
「当分使わないけど捨てられない」ものをボックス単位で預けて、必要に応じて取り出せるというサービスだ。
一時期はトランクルームを借りることも検討したものだが、都心の自宅から交通の便がいいところとなると、月1万円前後はする。しかも出し入れするためにはトランクルームまで出向く必要があるし、湿度対策などの懸念もある。
一方、サマリーポケットなら1箱を数百円/月から預けられ、必要なときは出庫依頼をすればすぐに届けてくれる(別途料金は必要)。
また、倉庫の老舗「寺田倉庫」が管理を委託されており、温度や湿度管理も徹底されているとのこと。
これなら、トランクルームを借りるよりも安上がりだし、品質の確保もできる。
さっそくアプリをインストールし、会員登録してボックスを取り寄せてみた。
ボックスにはいろいろな種類があるが、大きく分けるとスタンダード/エコノミー/ブックスの3種類だ。
●スタンダード
・30点まで1点ずつ写真を撮影してくれる(30点以上はまとめて撮影)
・ボックスはレギュラー、アパレル(衣類用)、ラージ(大)の3種類
・保管料は月額300円、ラージのみ550円
・アイテム単位の取り出しが可能(800円〜)
●エコノミー
・ボックスに記載した品名で管理可能
・ボックス(保管料)はレギュラー(250円/月)、ラージ(440円/月)の2種類
・取り出しはボックス単位(レギュラーは1,000円、ラージは1,200円)
●ブックス
・バーコードを読み込んで画像データで個品管理してくれる
・バーコードのないアイテムも同梱可能、30点までは撮影してくれる
・アイテム単位の取り出しが可能
・保管料は月額400円、取り出しはアイテム単位で最安320円〜
筆者は、まずはパソコンソフトを預けようと考えた。量が多く、本ほどは重くないと思ったので、スタンダードのラージボックスを注文してみた。
ボックスは、申し込んだ翌日に到着した。
パソコンソフトばかり40本ほどがラージボックスに収まった
その日のうちに荷造りできたので、集荷を依頼しようとしたら、なんと当日集荷もOKとのことで驚いた。
集荷の際に気を付けることは、ボックスサイズの上限重量を超えないようにすることだ。
ソフトはそれほど重くないと思ったが、40本ぐらいあり、なかなかの重さになった。
計測には体重計を利用した。
まずは自分が体重計に乗り、次に箱を持って乗る。差分がボックスの重さとなる。
ラージは上限25kgまでで、筆者のボックスは20kg程度だったので、今回は大丈夫だった。
重量を確認後、梱包し、集荷に来てくれた担当者に荷物を渡す。これで完了。
ラージボックはかなり大きい。荷造りできたら蓋を閉じて集荷を待てばよい
その後、1週間ほどして、写真撮影が完了したとの連絡があり、スマートフォンアプリで確認すると写真がアップされていた。30点以上あったので、いくつかはまとめての撮影となっていた。
写真をタップすると拡大され、入庫日やアイテムIDなどが記載されている。
また、その画面には「荷物を取り出す」というメニューバナーが表示され、すぐに個別に荷物を取り出す手続きができる。
預けたパッケージソフトの写真がずらりと並ぶ
今回の1箱分だけでも書棚の1/3ぐらいが空いた。
この勢いに乗じて、次はブックスのボックスを注文した。
次回は、デスク脇で斜めに積まれたかわいそうな本たちを「すぐ脇に置いておきたいもの」「寝室(兼巨大書棚)でもいいもの」「遠隔倉庫に保管しておくもの」に仕分けして、デスク脇の書棚をもう少しキレイに整理しようと思う。
これまでは「サブスクリプション」型のサービスがあまり好きではなかったため利用しなかったが、Microsoft365にしてもDropboxにしても、今やすべてサブスクになっており、筆者もすっかり慣れたようだ。
・多少の月額料金はかかるがトランクルームを借りるよりははるかに安い
・管理や取り出しも楽チン
・自宅の荷物が減ってキレイに片付く
このように、いいことずくめの「サマリーポケット」サービスとは長い付き合いになりそうだ。
*本記事で記載した価格はすべて税別
執筆 内藤由美