新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が17日、国内で始まり、1例目は東京都内の病院で行われました。

県内初の接種は2月25日に宇都宮市内の病院で行われる予定です。

新型コロナウイルスのワクチン接種、国内1例目は東京都目黒区の国立病院機構東京医療センターで行われ、アメリカのファイザー製のワクチンが医師に打たれました。

医師や看護師ら12人に接種し、体調に異常が起きている人はいないということです。

政府はまず、全国100カ所の病院で同意を得た医療従事者4万人に先行接種し安全性を確かめる方針で、栃木県内初の接種は宇都宮市下岡本町の国立病院機構宇都宮病院で行われます。

宇都宮病院では25日と26日の2日間で医師や看護師など、今のところ400人程度にワクチン接種を行う予定です。

国のスケジュールによりますと、4月ごろから65歳以上の高齢者、5月ごろから基礎疾患のある人を優先して、その他の接種が始まる見込みで、県内のそれぞれの市と町で準備が進められています。