ホアキン・フェニックスがナポレオンに!
 - Jeff Kravitz / FilmMagic / Getty Images

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 『ジョーカー』などのホアキン・フェニックス主演で、リドリー・スコット監督が手掛けるナポレオン・ボナパルトの半生を描く映画『キットバッグ(原題) / Kitbag』で、アップル・スタジオが製作費を捻出し、プロデュースすることになったとDeadlineなどが報じた。

 ナポレオンの生い立ちと皇帝へ駆け上がっていく歩み、そして最初の妻ジョゼフィーヌとの関係を描くストーリー。脚本は映画『ゲティ家の身代金』でスコット監督とタッグを組んだデヴィッド・スカルパが執筆し、スコット監督は『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『ナイル殺人事件』のケヴィン・J・ウォルシュと共に製作も担当する。

 当初は20世紀スタジオが製作する予定だったが、このコロナ禍で進展がなかった。だが、スコット監督のプロダクション、スコット・フリー・プロダクションズが Apple TV+ とテレビ作品のファーストルック契約(優先契約)を結んでいたことから、アップル・スタジオは新たに映画作品でもパートナーとして関わることになったようだ。撮影は2022年の初期に英国で行われる予定。

 スコット監督は現在、ベン・アフレック、マット・デイモン共演作『ザ・ラスト・デュエル(原題) / The Last Duel』の編集段階にあり、レディー・ガガ主演のグッチ一族を描く映画『グッチ(原題) / Gucci』の撮影準備段階に入っている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)