久保建英の獲得間近? ヘタフェが早くも「“クボ効果”を実感」と現地メディア報道
ヘタフェへの再レンタルが決定的か「サポーターはすでにユニフォーム購入を求めている」
ビジャレアルの日本代表MF久保建英は、ウナイ・エメリ監督の構想外となり今冬の退団が決定的となっている。
ヘタフェへの“再レンタル”が秒読みと報じられるなか、保有元であるレアル・マドリードの専門メディア「Defensa Central」は、「ヘタフェ、もう“クボ効果”を実感」と日本人アタッカーの影響力に注目している。
今季スペイン2年目の久保は、昨夏にレアルからビジャレアルへ1年間の期限付き移籍。途中出場がメインながらリーガ・エスパニョーラ開幕からコンスタントにピッチに立っていたものの、第14節オサスナ戦(3-1)から3試合連続で出番なし。そして2021年最初の試合となった第17節レバンテ戦(2-1)で今季初のメンバー外となり、エメリ監督は記者会見で久保が移籍を希望していると明かしていた。
現地時間5日に行われたスペイン国王杯(コパ・デル・レイ)2回戦のサモラ戦(4-1)も招集外となった久保は、スペインメディアではヘタフェ行きが間近に迫っていると報じられている。「Defensa Central」も「マドリードのチームへのレンタル移籍はまもなく公式発表される」と伝えるとともに、「ヘタフェ、もう“クボ効果”を実感、より多くのサポーター、ユニフォームの要求」と見出しを打ち、日本代表レフティーの影響力の大きさに注目している。
同メディアはヘタフェ関係筋の話として、加入が公式発表されていないものの、「タケ・クボのサポーターはすでにヘタフェのアカウントをフォローし、ユニフォーム購入を求めている」という。そして移籍決定のタイミングについては、「日本人選手はビジャレアルからの退団を決め、今週中にヘタフェの選手になる。マドリードチームのアイデアは明日公式発表をすることだが、交渉は続いており長引くこともあり得る。近く合意することになる」と秒読み段階であることを強調している。
去就の行方がスペインでも注目を集めるなか、ビジャレアルからの移籍を希望したとされる久保は、ヘタフェに新天地を求めることになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)