戸田恵梨香・松坂桃李の結婚はマスコミの完敗、次のターゲットは大物女優
【写真】元カレ・勝地涼とは堂々腕組みデートをしていた戸田恵梨香
所属事務所関係者は、スポーツ紙の記者に、まったくバレなかったことを「完全犯罪」と胸を張ったという。
二人の共通項が情報漏れを防いだ
証拠をつかもうと追跡する取材陣と、バレないように振る舞う芸能人カップルの隠密行動。両者の関係はまさにシークアンドファインド(かくれんぼ)で、お互いに未婚者同士であれば、見つかったとしても所属事務所が「プライベートは本人に任せています」という公式コメントを出し、交際を認めたことをにおわせ、その後はメディアが経過観測することになる。
戸田&松坂は、まったく尻尾をつかませなかった。いくつかの理由が考えられる。
「あの二人が、同じ敷地内にあるあのマンションに住んでいることは知っていた。ただ、敷地外の目撃談が一切なかったので、まさか交際しているとは考えない。他にも芸能人が住んでいますからね」とは週刊誌カメラマン。
結婚が一斉に報じられた後、芸能リポーターは異口同音に「同業者に聞いても誰も知らなかった。それだけ彼らはうまくやったのだ」と、口をそろえて言い訳した。自分たちが知らなかったのは、彼らが上手かったのだ、と言わんばかりに。
二人の共通項は、インドア派であること。これはやっかいだ。同じ敷地内に建つマンションを自由に行き来し、その中で恋愛を楽しむ。生活必需品、ゲームソフト、漫画などは、ネットショッピングで購入し、マネジャーの自宅にいったん送り、そこから運んでもらう。
少し前までは、有名なビデオショップに深夜になると変装してDVDを借りに来る芸能人の姿が多々あり、それを確認するために、東京・代官山当たりのそれらしいショップをウォッチすることも芸能記者&カメラマンの業務内容だったが、時代は変わった。オンラインがうらめしい。
“ここだけの話”が出る飲み会がない
かくして二人は、外部の人間に接触しないで暮らすことができる。接触がなければウイルスが感染しないように、接触がなければ情報は流出しない。
「お互い、所属事務所には報告していたそうです。ただ、現場&チーフマネジャーとトップ、そこから社長へ情報が通じるぐらいの規模の事務所だったこともバレない一因でした」(スポーツ紙記者)
一部では、2年前から交際、と報じられたが、「それはないでしょう」と情報番組デスクは眉をひそめる。
「戸田はNHKの朝ドラの撮影のため、昨年はほぼ大阪で過ごしている。戸田は“会いたがり”ですから、遠距離恋愛は難しい。今年初めにクランクアップし、東京に戻ってきたらコロナで芸能人も仕事が暇になった。それからの交際だったと聞きました」
2年も付き合っていれば、どんなに情報管理をしても、情報漏れをしていいはず。
コロナはさらに、最後の情報漏洩もふさいだという。
代理店関係者が証言する。
「二人ともCMに出演していますから、結婚の数日前には代理店に日程説明をし、そこからスポンサーに報告します。スキャンダルと違って、おめでたいことですから、直前で大丈夫です。それでも代理店関係者から関係者へと、みなアナウンス力が達者で、なかにはメディアに流すことで小遣いを稼いでいる人もいますから、漏れやすい。ところが今は、在宅者も多く、おまけに酒が入ると“ここだけの話だけど”のフレーズが飛び交う飲み会もない。そんな状況も、情報漏れを防いだと考えられます」
いくつかの偶然が情報を守ることに作用し、メディアにファクス&公式サイトで発表、までバレずに済んだ今回の電撃婚。
「今は、年内に結婚することを10月に発表した石原さとみの入籍を、どこかに抜かれたりしないこと。スポーツ紙の担当記者はホリプロに、一斉ファクスでお願いしますよ、と頼んでいますが、オンライン報道のある週刊誌も日刊紙みたいなものですからね」(前出・スポーツ紙記者)
例年、年末は駆け込み婚が多い季節。芸能記者は心休まらない日々を送っているのである。
〈取材・文/薮入うらら〉