『ラ・ラ・ランド』監督の新作、マーゴット・ロビー出演か?
DC映画のハーレイ・クイン役でおなじみの女優マーゴット・ロビーが、デイミアン・チャゼル監督の新作『バビロン(原題) / Babylon』で出演交渉に入ったと、The Hollywood Reporter などが報じた。
本作は、映画『セッション』『ラ・ラ・ランド』などで注目されたチャゼル監督が、パラマウント・ピクチャーズのもと企画している作品。脚本もチャゼル監督が執筆し、1920年代のサイレント映画時代からトーキー時代に移り変わる頃のハリウッドを描く。チャゼル監督が180ページ分の脚本を書いた超大作で、予算も8,000万ドル(約84億円=1ドル105円換算)から1億ドル(約105億円)かける予定。実在したキャラクターとフィクションのキャラクターに焦点を当てながら、ハリウッドの浮き沈みを捉えていく内容になるようだ。
キャストでは、ブラッド・ピットの出演が既に決定している。サイレント映画のスター俳優だったが、トーキー映画にうまく移行できなかったフィクションの役にふんする予定で、『肉体と悪魔』『アンナ・カレニナ』などでサイレント時代に活躍したジョン・ギルバートをモデルにしたキャラクターになるそう。そしてこの度、スケジュールの都合で降板したエマ・ストーンの代役としてマーゴットに白羽の矢が立った。出演が決まれば、『パラマウント・オン・パレイド』『ミス・ダイナマイト』などに出演し、初期のハリウッドのドル箱スターでもあった実在の女優クララ・ボウ役に挑戦することになる。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)