来年1月に平成の大合併による「下野市」の誕生から15周年を迎えるのを受けて、下野市はロゴマーク入りの記念品を作り、広くPRすると発表しました。

25日に開かれた定例会見に出席した広瀬 寿雄市長によりますと、市制15周年を記念したロゴマークは下野国分寺の瓦がモチーフです。

下野国分寺は、災害や疫病の終息を願った聖武天皇によって建立されたといわれ、歴史や文化を守り育てる魅力あふれるまちづくりを表現しました。

エコバッグなどにデザインされ、成人式といったイベントで配られます。

また、手ぬぐいは、市内の甲塚古墳から出土した埴輪の水玉模様と市松模様がデザインされていて、下野市のコミュニティFMゆうがおのプレゼントに使われます。

新型コロナウイルスの感染拡大で、15周年を祝うはずだった年明けの賀詞交換会が中止になるなど影響が出ていますが、代わりにこうした記念品で地域を盛り上げていく考えです。

その他、下野市と上三川町、壬生町を東西に繋ぐ、広域連携バス「ゆうがおバス」の認知度を向上させるため、スタンプラリーと絵画コンテストを行うことが報告されました。