喫煙者の7割「喫煙マナーは10年前より良くなった」 「吸える場所が少なくなった」と感じている人も9割
ネオマーケティングは11月24日、「たばこのマナー」に関する調査結果を発表した。調査は10〜11月にネット上で行い、20歳以上の男女1万人から回答を得た。
歩きたばこ等のマナー違反について、「『望まない煙』はよくないと思う」と回答した割合は90%だった。なお非喫煙者は90.9%、喫煙者は87.0%が回答している。
喫煙者の88%「タバコが吸える場所が少なくなった」
「まわりに配慮して喫煙すべき」という回答も92.4%で、非喫煙者(93.2%)と喫煙者(90.0%)ともに9割台となった。喫煙所でたばこを吸うことはマナーだと思うと回答した人は非喫煙者で90.9%、喫煙者で91.7%にのぼる。
また、望まない煙を減らすには、「ある程度喫煙所は有効だと思う」と喫煙者の89.3%、非喫煙者の77.8%が回答している。
喫煙者のマナーの変化について、「10年前より良くなった」と回答したのは全体の51.3%だった。非喫煙者(46.3%)が喫煙者(66.5%)を大きく下回っている。
改正健康増進法の施行により2020年4月からたばこのルールが変わった。それにより「屋外でマナー違反を目にする機会が減った」と回答した人は39.6%。「飲食店などで禁煙になったお店が増え、煙を迷惑に感じる場所が減った」は66.7%にのぼる。
ルールが変わって以降、「タバコが吸える場所が少なくなった」と回答した喫煙者は88.5%だった。「外出時に屋外の喫煙所を利用する機会が減った」と答えた人も35.2%いる。