サッカーの栃木シティがJFLへの昇格をかけて挑んだ全国地域チャンピオンズリーグ決勝ラウンドの最終戦が23日、千葉・市原市で行われました。

4チームによるリーグ戦、1勝1分けの栃木シティは勝てば文句なしのJFL昇格、引き分けると他のチームの結果次第となり自力で昇格を決めたいところです。

関西リーグのFCティアモ枚方との最終決戦、栃木シティは開始直後から強度の高いプレッシャーをかけて主導権を握り、前半35分、岡庭から左サイドに展開し鈴木のクロス。逆サイドの田中 輝希が飛び込みますがわずかに外れます。

互いに無得点で折り返し、栃木シティは後半も執念を見せます。3分に田中 輝希がゴール前に抜け出し1対1。8分にも田中 輝希。何度も枚方ゴールに迫りますが、1点がどうしても奪えません。

中村監督は「チャンピオンズリーグでベストゲームだった」とたたえるほど選手は死力を尽くしましたが、あと一歩のところで勝利を収めることができませんでした。

この日の決勝ラウンド、もう1試合はFC刈谷が北海道十勝を3対0で下し、栃木シティは関東リーグからこの決勝ラウンドまで無敗ながら4シーズンぶりのJFL昇格は果たせませんでした。