小山市で初めてとなる医療と介護の複合施設が来月オープンするのを前に20日、関係者を招いた開設記念式典と見学会が開かれました。

来月1日にオープンするのは「リハビリテーション翼の舎(いえ)病院」と「介護老人保健施設空の舎(いえ)」、そして「通所リハビリテーションヒバリゆかい」の3つからなる複合施設です。

野木町の医療法人社団友志会が小山市若木町の小山市民病院の跡地に建設しました。

施設は3階が病院、2階が介護老人保健施設、1階がリハビリテーションセンターとなっています。

病院は脳血管疾患や骨折などの治療を終えた患者が転院してくるリハビリテーション病院で、100床の病室と機能訓練室を直結したつくりになっています。

2階は80床の介護老人保健施設、1階が自宅から通うリハビリテーション施設となっていて、翼の舎病院を退院した後も訓練を受けることができます。

友志会によりますと、回復期のリハビリテーション病院と介護老人保健施設が同じ建物内に併設されるのは全国的にも珍しく、医療と介護の切れ目のないケアが期待できるとしています。