高校生が気候変動考えるプロジェクト
気候変動の影響を身近な問題として考えてもらおうと県は17日から高校生などとプロジェクトを開始しました。
県が県庁内に今年4月に設置した気候変動適応センターでは地球温暖化による気候変動の影響を調査し、どう適応していくか考え情報発信していくため大田原高校の1年生とプロジェクトを始めました。
21世紀末までの気候の変化として大田原でも年間の平均気温が4度から4.5度上昇することや大雨が増える一方、雨が降る日は減少するなどが予測されています。
講義のあと生徒たちはグループに分かれ、地球規模の問題である地球温暖化が地域や自分たちの生活にどう影響しているのかNPO法人「とちぎユースサポーターズネットワーク」のスタッフのアドバイスをもらいながら考えていきます。
身近な気候変動の変化について社会や経済、生物などさまざまな分野から意見が挙げられました。
このプロジェクトでは今後、調査研究テーマを決定し、来年にはシンポジウムなどで成果を発表していく予定だということです。