隙間から、何かがこちらを覗いている――。

どんな隙間からであれ、ちょっとヒヤッとする体験だろうが、もしそれが、「開封したてのダンボールの隙間」だったら......?

あなたは、悲鳴を上げずにいられるだろうか。

こちらは、ツイッターユーザーのけも(@sokonron)さんによる、2011年11月12日の投稿だ。

端を細く切り取って開封するタイプのダンボール箱から、ランランと光る黄色い目がこちらを見つめている。届いたばかりの荷物だっただけあり、けもさんもかなりヒヤリとしたようだ。

一体これは何の目だったのか。Jタウンネット編集部は13日、けもさんに詳細を聞いた。

緻密に計算されていた


見てる...(写真はけもさんのツイートより、編集部でサイズ調整)

けもさんによると、この荷物は、アマゾンで注文したある商品が入った箱だ。ダンボールをピリピリと開封すると、「いきなり目が合った」という。その時の感想を聞くと、

「『フワァッ!』とびっくりしましたが、すぐに『やられた!』と思って笑ってしまいました
遊び心のある商品を作ってらっしゃるんですが、開封の時まで楽しませてもらって大満足です」

とけもさん。注文していた商品とは、猫が大きくプリントされたTシャツ「バミT THE リアル」。


Amazonの商品ページより、編集部でスクリーンショット

このTシャツの、目の部分がちょうど隙間から見えるように梱包されていたのだ。

出品しているのは、飼い猫に関するフォトエッセイ「ココニャさんちの障子破り猫軍団」の著者・ココニャさん。12日のツイートで、箱を開けた途端にネコの目が覗くよう「緻密に計算」して梱包していることを明かしていた。