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近年の稲作は経営面積の大規模化や作業効率向上のため、ほ場(作物を栽培する田畑、農園)の大区画化が進む一方で、ほ場の地力低下や地力のバラツキが起こり、収量や生育・品質の均一化が課題としてあがっている。

そこで、ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社は、2020年10月14日、生育の均一化と収量の安定化を目指し、施肥マップデータに基づいた施肥量を自動でコントロールする密苗直進アシスト田植機可変施肥仕様「YR8D, XVTSD」(YR8Dの新モデル)を2021年3月1日に発売する事を発表した。希望小売価格は4,455,000円(税抜)からとなっている。

(冒頭の画像:密苗直進アシスト田植機 可変施肥仕様「YR8D,XVTSD」 イメージ)

●主な特長

同製品は、可変施肥機能により施肥マップデータに基づいた施肥量を自動散布と、GNSSによる位置測位によるスリップ時の施肥量自動補正が可能なことだ。また、操作が簡単なタッチパネルにより使いやすさを精度を両立した。

●可変施肥機能により施肥マップデータに基づいた施肥量を自動散布

ユーザーが作成した施肥マップデータを田植機に取り込むことで、移植作業時の施肥量を自動でコントロールする。また、幼穂形成期にほ場を撮影し生育状況を見える化するリモートセンシングにより作成した施肥マップデータを活用することで、より高精度な施肥散布を実現。各ほ場における収量や生育、品質の均一化が期待できる。


施肥マップデータの取り込みイメージ

●GNSSによる位置測位によりスリップ時の施肥量を自動補正

GNSS(Global Navigation Satellite System)アンテナで機体の位置を高精度に測位することで、リアルタイムに車速を算出し、スリップ時の施肥量を自動調整。これにより、常に施肥マップデータに基づいた適正量の肥料散布が行える。


スリップ補正イメージ

●操作が簡易なタッチパネルにより使いやすさと精度を両立

可変施肥機の操作は運転席の手元のタッチパネルで簡単に操作することが可能。施肥量をリアルタイムで確認でき、使いやすさと精度の両立を実現した。


タッチパネルイメージ

▼ 商品概要:

・商品名

密苗直進アシスト田植機 可変施肥仕様 YR8D,XVTSD

・発売日

2021年3月1日

・商品価格

4,455,000円〜4,505,000円(税抜、メーカー希望小売価格)

(ロボスタ編集部)