【全国映画動員ランキング1〜10位】二宮和也主演『浅田家!』がランクイン!(10/3-10/4)
全国映画動員ランキング発表!(10/3-10/4)
興行通信社が2020年10月3日、4日の全国映画動員ランキングを発表しました。2週連続トップを飾った話題作『TENET テネット』は何位に?今週は二宮和也主演作など新作がランクインしています。
10位『映像研には手を出すな!』
人気コミックを実写映画化した『映像研には手を出すな!』、公開2週目は10位に。
月刊!スピリッツ掲載で、TVアニメ、実写ドラマ化もされ話題を集める大童澄瞳の人気コミックを基にした学園ドラマです。
迷彩帽と迷彩リュックがトレードマークの女の子、浅草みどりらアニメーション制作を志す女子高生3人の青春を描きます。ドラマ版に続き乃木坂46のメンバー、齋藤飛鳥が主演を務め、山下美月、梅澤美波らが共演します。
大のアニメ好きで空想ばかりしている主人公・浅草みどり。彼女は、中学時代からの同級生で金儲けに異様な執念を燃やす金森さやかと芝浜高校へ進む。そこで、カリスマ読者モデルながら、実はアニメーター志望の水崎ツバメと出会い、3人でアニメ制作に乗り出すことに。
9位『糸』
公開7週目の『糸』は先週8位から9位に。累計は動員158万人、興収20億円を突破しました。
これが3度目の共演になる菅田将暉と小松菜奈が主演を、瀬々敬久が監督を務め、平成元年生まれの男女ふたりの18年間にわたる運命的な愛の軌跡を映し出します。共演は榮倉奈々、斎藤工、山本美月ほか。
8位『ミッドナイトスワン』
草なぎ剛主演『ミッドナイトスワン』は先週6位から8位に。
世界190カ国で配信されたNetflixドラマ『全裸監督』で脚光を浴びた内田英治監督がオリジナル脚本で挑む人間ドラマです。東京で孤独に生きていたトランスジェンダーの主人公・凪沙と、親から愛を注がれずに生きてきた少女・一果の出会いと関わりを通して、切なくも美しい現代の愛の形を描きます。
故郷の広島を離れた凪沙は、東京の新宿で衣装に身を包み、仲間と共にステージに立つ日々を送っている。そんなある日、凪沙は育児放棄にあっていた親戚の一果を預かることに。彼女と出会ったことで、孤独だった凪沙に今まで感じたことのない感情が芽生える。
7位『映画ドラえもん のび太の新恐竜』
公開9週目に入った『映画ドラえもん』は先週と変わらず7位をキープ。累計では動員263万人を突破し、興収は間もなく32億円に届くと発表されています。
今作は、ドラえもんとのび太が双子の恐竜に出会い、冒険を繰り広げるオリジナルストーリーです。『映画ドラえもん』シリーズ史上最大のヒットを記録した『映画ドラえもん のび太の宝島』でタッグを組んだ、今井一暁が監督を務め、川村元気が脚本を担当しています。
6位『トロールズ ミュージック★パワー』
ドリームワークス・アニメーションによるミュージカルアニメが初登場6位にランクイン。
歌と踊り、ハグが大好きな妖精たちの冒険を描くミュージカルファンタジー『トロールズ』の続編です。
『ピッチ・パーフェクト』シリーズのアナ・ケンドリックや、ジャスティン・ティンバーレイクら豪華キャストがキャラクターの声を担当しています。日本語吹替版は上白石萌音、ウエンツ瑛士、仲里依紗、お笑いコンビ「ミキ」のふたりも出演。
ある日、ポピーたちのもとにロック族のクィーン・バーブから手紙が届く。そこには、トロールの世界がポップ村以外にも存在していたという封印された秘密が書いてあった。ポピーは、他のトロールの存在に胸を躍らせるのだが、この話にはある陰謀が隠されていた。
5位『事故物件 恐い間取り』
公開6週目の本作は、先週4位からワンランクダウンするも累計では動員163万人、興収21億円を突破しました。
テレビ出演と引き換えに、事故物件に住めと無茶ぶりされる売れない芸人・山野ヤマメ(亀梨)。かつて殺人事件のあった物件に引っ越してきたが、そこは、一見普通の部屋だが、撮影すると映像に白いものが写り込み、音声が乱れるなどの怪奇現象も起こり……
4位『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』
公開4週目の『映画クレヨンしんちゃん』は先週3位から4位に。
地上のラクガキ不足によって崩壊の危機に瀕した王国“ラクガキングダム”の進撃によって地球が大混乱に陥るなか、選ばれし勇者しんのすけとラクガキヒーロー3人が珍妙な奮闘を繰り広げる様を描きます。クレヨンや色鉛筆を画材に用いた世界観にも注目です。
3位『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
公開3週目の『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は先週2位から3位に。累計では動員78万人、興収11億円を突破しました。
本作は、2018年にTVシリーズが放送され、情感溢れる世界観と美しい物語で大きな話題となった作品の劇場版です。戦争で両腕が義手となった少女が、手紙の代筆業を通じて人々の心に触れ、愛という感情を知り、大切な人への思いを抱えながら生きていく様が描かれます。監督はTVシリーズも手掛けた石立太一、声の出演は石川由衣、浪川大輔。
多くの人々に深い傷を追わせた戦争の終結から数年。世界は平穏を取り戻し、人々も前向きになりつつあった。戦争に参加して両腕を失い、義手となったヴァイオレット・エヴァーガーデンは、大切な人への思いを抱えながら生きている中、一通の手紙を発見する。
2位『TENET テネット』
公開3週目の『TENET テネット』は先週1位から2位になるも、累計では動員100万人、興収16億円を突破しています。
本作は、秘密裏に活動するエージェントたちが、第3次世界大戦を防ぐために戦う姿を描くサスペンスアクションです。主演は『ブラック・クランズマン』のジョン・デヴィッド・ワシントン、共演にロバート・パティンソン、マイケル・ケイン、ケネス・ブラナーなど。
特殊部隊に所属する名もなき男は、フェイと名乗る人物からあるミッションを命じられる。それは、未来からやってくる敵と戦い、人類にとって核戦争以上の脅威となる事態を回避するというものだった。そしてその任務のキーワードは“TENET”という言葉で……
1位『浅田家!』
二宮和也主演作が土日2日間で動員12万6000人、興収1億7200万円をあげて初登場で首位を飾りました。初日から3日間の累計は動員20万人、興収2億8000万円を記録する好スタートです。
本作は自身の家族を被写体に“家族がなりたかったもの、家族でやってみたいこと”をテーマにした写真を手掛けた浅田政志の写真集が原案です。中野量太監督がオリジナルストーリーを執筆し、新たな家族の物語を描きます。二宮和也と妻夫木聡が兄弟役で映画初共演。そのほか平田満、風吹ジュン、黒木華、菅田将暉らが出演しています。
4人家族の次男として育った政志は、小さな頃から写真が大好きで写真家をこころざす。写真専門学校を卒業したものの地元に戻ってぶらぶらしていた彼は、もう一度写真と向き合うことを決意。学生時代も取り組んだ、“家族”を被写体に再び写真を撮り始める。
全国映画動員ランキングトップ10(興行通信社調べ 10/3-10/4)
1位『浅田家!』
2位『TENET テネット』
3位『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
4位『映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者』
5位『事故物件 恐い間取り』
6位『トロールズ ミュージック★パワー』
7位『映画ドラえもん のび太の新恐竜』
8位『ミッドナイトスワン』
9位『糸』
10位『映像研には手を出すな!』
今週末は『異端の鳥』『IMAGINE <イマジン>』『望み』『82年生まれ、キム・ジヨン』『星の子』『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』などが封切られます。