木村拓哉とキュアエール(東映アニメーション『HUGっと!プリキュア』HPより)

写真拡大

「木村さんのインスタでも度々登場するのが、彼らの家族の一員でもある愛犬たち。先日、『フライデー』でも工藤静香さんと一緒に動物病院につれていく姿が報じられていましたね。この時つれていた2頭の名前は“エトワール”と“アムール”です」(ワイドショーディレクター)

【写真】木村拓哉の愛犬・エトとアム、『プリキュア』の元キャラはこちら

 コロナ禍における外出自粛が促された中で、木村拓哉を含めた愛犬家を癒してくれたであろうパートナーたち。現在、木村家には5頭の犬が暮らしているようだ。

「なかでも、ここ2、3年のうちで新しく家族になったのが“エト”と“アム”だと言います。近所では、CocomiさんやKoki,さんらを伴ってエトを散歩させる木村さんが目撃されているそうです」(前出・ワイドショーディレクター)

 誰もが振り返るようなモコモコとした毛が特徴のエトは、オールド・イングリッシュ・シープドックという英国生まれの大型犬。ミュージカル『アニー』にも登場する、アニーのパートナーとしても知られる。

 一方の黒毛に覆われたアムは、プードルとラブラドール・レトリーバーの交配種であるオーストラリアン・ラブラドゥードル。芸能人も多く飼う人気種だ。

「このエトワールとアムールは、それぞれフランス語で“星”と“愛”という意味を持っています。度々、パリ旅行にも出かける一家ですから、その関係から名付けたのかもしれませんね。木村さんが独身時から飼っていた黒のラブラドール・レトリーバー“ボニータ”も、スペイン語で“かわいい”や“美しい”の意味になります」(写真誌カメラマン)

 星と愛、なんともロマンチッックな名前だ。しかし、アニメ専門誌編集者がこのネーミングに「あの少女アニメのキャラでは?」と切り出す。

「ピンときました(笑)。2004年から続く『プリキュア』シリーズの15作目、2018年に放送された『HUGっと! プリキュア』に登場するキャラクターが“キュアエトワール”と“キュアアムール”です。おそらくは、この2人の美少女戦士が由来だと思われます。ちなみにアムールのパーソナルカラーはパープル。こちらは紫色が好きな奥さんのチョイスでしょうか(笑)」

『プリキュア』を歌っていた静香

 木村と女児向けアニメのプリキュア。おおよそ結び付かなそうな両者だが、一家にとっては縁が深いのだとか。木村家を知る芸能関係者は、

「ココちゃんと光希ちゃんが幼少期に一番最初にハマったアニメがプリキュアで、お父さんも一緒になって見ていたみたいですよ。そうそう、静香さんはプリキュア映画のエンディングテーマを歌ったことがあり、映画館で娘たちに自慢したのだそう(笑)。以来、家族揃ってプリキュアファンなんですよ」

 もともと漫画やアニメは木村の趣味のひとつだけに、娘たちにも受け継がれたのだろう。父娘共通の話題となり、特に長女のCocomiは“オタク”と言えるほどに大好きなのだとか。

「きっとエトとアムの名付け親は彼女でしょうね。『HUG!っと』の主役“キュアエール”でなく、エトワールとアムールにしたのも、愛犬たちを自分をいつも支えてくれる友人と位置付けたのかも。

 それにプリキュアは今や、子どもだけでなく大人にもファンが多いんですよ。特にキュアエールは過去にいじめにあっていたり、最終回には大人になったエールの出産シーンが流れたりと内容の一部が大人向けすぎて、ネット上で物議を醸したこともある作品です。これも一家で見ていたのでしょうか(苦笑)」(前出・芸能関係者)

 木村家の家族仲を取り持つ、愛犬とプリキュアだった。