こうして『ひつじのショーン』は作られた!
 - (C) 2019 Aardman Animations Ltd and Studiocanal SAS. All Rights Reserved.

写真拡大

 大人気シリーズ「ひつじのショーン」の劇場長編映画第2弾『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』から、英国アードマン・アニメーションズの制作現場に潜入した映像の一部が公開された。

 アードマン・アニメーションズといえば、アカデミー賞長編アニメ賞を受賞した『ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ!』をはじめ、ストップモーションを用いたクレイ・アニメーション作品を数多く世に送り出してきたスタジオ。今回の映像は6月17日に発売となる同作のブルーレイディスク+DVDセットの特典映像「ひつじのショーンとUFOの謎」の一部で、歴史あるアードマン・アニメーションズの撮影の裏側に迫っている。

 映像では、撮影現場に潜入した可愛いらしい子供リポーターの兄妹が、スタッフの説明をうけながらショーンの人形を使用して1コマずつの撮影を体験していくことに。アードマン作品はセットにキャラクターのクレイ・モデルを設置し、少しずつ動かしながら1コマごとに撮影した静止画をつなげていき、それが一つの映像作品となるが、1秒の映像あたり必要になる静止画はなんと24枚だという。

 さらに、1日にどのくらいアニメを作れるのか質問した子供に対し、スタッフは「映画を作るときは1日2秒を目標にしてる」と回答。映画1本を作るために途方もない時間が費やされていることがわかる映像となっている。

 『映画 ひつじのショーン UFOフィーバー!』は、ひつじのショーンがUFOでやってきた宇宙人の女の子と遭遇し、宇宙にまで飛び出して大冒険を繰り広げる物語。(編集部・吉田唯)

『ひつじのショーン UFOフィーバー!』ブルーレイディスク+DVDセットは6月17日にウォルト・ディズニー・ジャパンより発売 価格:3,800円+税