リンガーハットに行ったら、キャベツ1玉いただきました――。

こんなツイートが2020年4月23日に投稿され、話題を呼んでいる。


国産キャベツ1玉プレゼント(画像はあるぴの(@Alpino305)さんから)

こちらは、ツイッターユーザーのあるぴのさんが投稿した写真だ。映っているのは、キャベツ1玉と「お客様へ」と記された小さな紙。そこには、

「いつもリンガーハットをご利用いただきまして
誠にありがとうございます。
日頃のご愛顧への感謝とキャベツ生産農家の
皆さまへのエールを込めて
リンガーハットで使用している国産丸キャベツを
プレゼントいたします。
今後ともリンガーハットをよろしくお願い申し上げます」

とある。

なんと、長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」で食事をした際に、キャベツ1玉をタダでプレゼントされたというのだ。

「いい取り組みだと思います」


食事風景(画像はあるぴの(@Alpino305)さんから)

リンガーハットでキャベツをもらったことを報告した投稿者・あるぴのさんは、

「国産野菜にこだわっているリンガーハットは、契約している農家からの仕入が止められないためだと思われます
大変な状況のなかありがたいことですし、食品ロスを減らすいい取り組みです」

と呟いている。

こうした取り組みについて、Jタウンネットが4月24日、リンガーハットに取材すると、店内飲食・テイクアウトを問わず、店を利用した客すべてを対象にキャベツを配ったという。

配布は、全国の「リンガーハット」と、とんかつ専門店「茺かつ」で4月15〜17日に実施。また、西日本エリアでは23・24日にも配布をしているという(いずれもロードサイト店舗のみ)。

新型コロナウイルスの影響で、外出を控えている人も多いだろう。どうやら、そうした影響で契約農家へ発注したキャベツが余ったため、そのまま破棄するのではなく、配布という選択をとったようだ。

リンガーハットがキャベツ配布したことを受け、ツイッターには、

「さすがリンガーハット!」
「いい取り組みだと思います」
「泣かすやんリンガーハット!」
「粋だねぇ いつ食べても何年経っても変わらぬ味」

といった反応が相次いでいる。