木村拓哉、コロナで“数百人規模”のロケが中止! 脚本練り直しの大惨事に
木村拓哉主演のドラマ『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)の新シリーズが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で撮影休止に追い込まれた。それに伴い初回放送も延期になったが、木村はこの作品にかなり力を入れていたという。
【写真】ドラマの打ち上げに“やっぱりキムタク”と思わせるコーデで登場
「若手キャストにもスポットライトが当たるよう、監督やプロデューサーに、“もっと〇〇のセリフを増やしたほうがいいのでは?”と提案することも。座長としてチームをまとめることに定評のある木村さんですが、今回は人気シリーズの続編ということもあり、いつも以上にいい作品にしようという意気込みが感じられます」(制作会社関係者)
カメラの回っていないところでは、こんな木村流のおもてなしが。
「木村さんがCM出演している『マクドナルド』のハンバーガーが3月下旬に差し入れで届きました。ビッグマックなどボリュームのあるものから、チキンフィレオやサラダなど、女性でも食べやすいものまで100個以上ありました」(同・制作会社関係者)
共演者だけでなく、スタッフを含めた全員分あったというからさすがだ。
「若手のスタッフは高級なロケ弁当だと遠慮して食べないことも多いのですが、庶民的なマックなら気を遣わずに食べられるとあり、好評だったそうです。CMで見せた独創的なハンバーガーの持ち方“キムタク持ち”が話題になりましたが、それを本人自ら伝授するなどして、撮影現場を盛り上げていましたよ」(同・制作会社関係者)
スタッフの命を守るのが最優先
木村の気合がいつも以上に入っていたのにはワケが。3月中旬には約300人のエキストラを使い、都内の音楽ホールで大がかりな撮影を行っていたが、さらにビッグな撮影構想もあったという。
「東京オリンピックを意識して、最低でも数千人のエキストラが参加するスタジアムロケを予定していたそうなんです」(テレビ朝日関係者)
しかし、3月24日には東京オリンピックが1年延期されることが発表。4月7日には、東京などで緊急事態宣言が発令されたことで、スタジアムを含めた大型ロケがすべて中止になってしまったのだ。
「芸能界でも感染者が増えているので、しばらくは数百人規模の撮影でも難しいでしょうね。でも今は出演者、スタッフの命を守るのが最優先。撮影の休止期間を利用して、少ない出演者でも迫力のあるシーンになるような脚本に手直ししているそうです」(同・テレビ朝日関係者)
テレビ朝日にスタジアムロケの構想について問い合わせると、
「初回放送延期に伴い、過去の傑作選を放送すること以外は現時点では決まっておりません。撮影の再開日を含め、細かいスケジュールや内容に関しては把握していません」
大型ロケが幻になってしまったのは残念だが、木村を含めた豪華キャストたちが演技で魅了してくれるはず!