こんにちは! 合言葉は「卵でとじれば大体良くなる」!強制卵とじの時間がやってまいりました。

今日の強制卵とじのターゲットは『銀だこ』です。銀だこって確かに“たこ焼き”なんですけれども、あのカリッとした食感に仕上げるために、そこそこ多めの油で焼きあげられております。

かつ丼の例を挙げるまでもなく、卵とじの揚げ物との相性は言うまでもありません。さすれば、銀だこも卵でとじたら それはもうかなりイケるのではないか、ということですね。

レッツ卵とじ!

まずは銀だこテイクアウト!

熱々の銀だこ、ソースとマヨは別でテイクアウトしてきました。
このままでも、冷たい飲み物とぴったりの美味しさは間違いなし。

クリスピーな表面とマイルド&ホットな中身とのコントラスト、旨味をビールやチューハイで流し込みたい!

アルコールの誘惑をかわしながら、卵とじ準備を進めます。

水としょう油と砂糖、そこにスライスの玉ねぎを入れてひと煮立ちさせましょう。ご飯にかけてちょい濃い目かな? ちょうどいいかな?くらいをお玉1杯半くらいのイメージです。

煮立ったら銀だこを並べてソースとマヨをトッピング。溶き卵をかけます!

フタをして中火で程よい硬さに仕上がるまで待ちましょう。2分くらいで……出来上がりです!

試食して驚き「犯人はまだ遠くに行ってない!」

見た目、これ完全に美味いです。勝利でしょ。
いただきます! ごはんと一緒にタコ焼きをほおばります。

……美味い! 美味いんだけど……えっ。なに、この感覚。

銀だこのあの味―ダシとネギと紅ショウガ、ソースとマヨ、そしてタコ―は確かに感じるし美味しい! ふわふわ卵・甘めの醤油タレとも調和してます。でも、肝心の銀だこが居ない。味はする、タコは居る、けれどもさっきまで見えていたはずの銀だこの姿が消えてしまうのです。

どうやらクリスピーな表面とマイルドな中身は卵と同化したらしく、食感の輪郭だけが逃亡してしまっていました。

味という気配だけ色濃く残っているので「まだ布団が温かい。さっきまで犯人はここに居た。まだ遠くへは行っていないはず」といったところでしょうか。

銀だこにとって、あの食感は思った以上に重要だったみたいです。「居なくなってから君を強く思う」みたいな、ラブソング的結果にたどり着いてしまいました。(※今回の場合、馴染んでしまっただけで、そこに居るのですけれども)

ただ、重ねて言うように味は悪くありません。銀だこの味付けで丼をかきこむという新体験を味わえます。

そういう意味でも銀だこ丼、あえてやってみるのは楽しいですよ! おためしあれ!

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