大島由香里アナ(本人のインスタグラムより)

写真拡大

「“たくさんの命を預かっている先生なんだよ”ってことを本当に自覚してほしい」

【写真】大島が手作りしたという冷凍チャーハンや炎上しがち女子アナ

 新型コロナウイルスの蔓延による報道で、こんなコメントをしたフリーアナウンサーの大島由香里(36)。

問われる発言力

 2日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で、富山県の女性保育士が新型コロナウイルスに感染したというニュースを受けた大島が「いま、(自身の)娘がまさに保育園に通っている年なんですよ」と前置きしながら、子育てママ代表とでも言わんばかりに冒頭のコメントをしたのある。

「在宅」「自粛」という文字が飛び交う中、ストレスを溜めている母親がたくさんいることを知ってのことだろうが、SNSではこんな反応が──。

《リスク背負って働いてくれてるんだよ。だから親が預けられる》
《保育士は人間扱いしてもらえないのでしょうか。胸が痛いです》
《黙れチャーハン!》

 などと、悲しみや批判の声が相次ぎ、瞬く間に炎上の火種となってしまった。

《黙れチャーハン!》には「ん?」と思った人もいるだろう。彼女が炎上したのは、今回の保育士に対するコメントが初めてではなかった。

 3月16日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)で、「子どものために手作りにこだわる」と言い、自宅の冷凍庫の中を見せた際、見事にパラパラになったフリーザーバッグ入りの“手作りの冷凍チャーハン”がでてきたのだ。大島はさらに「野菜を細かく刻んでチャーハンに入れると、よく食べてくれるんです」と、付け加えた。

 しかしこの“手作りチャーハン”、どう見ても市販の冷凍食品に見える。放送されるやいなや、ネット上の視聴者からは、こんなコメントが乱発した。

《誰がどう見ても市販で売られてる冷凍チャーハン》
《明らかに手作りじゃないよー!》
《自宅で作ったチャーハンはこんなパラパラになって固まらない》

 というわけで、あっという間に主婦層から反感を買うことに。

 その後、3月17日放送の『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に出演し、“手作り冷凍チャーハン”について言及するも、

「今日MXの打ち合わせでこのネタをやるって聞いたときに、“こういうのが一番傷つくんですよ”って言ったし、私が傷ついてしょげているのを見れば見るほどMXの人は笑ってるんだろうなぁって……」

 と、悲しげに語った上で、“手作り”であることを改めて主張。というわけで、「大島由香里とチャーハン」は切っても切れない関係となってしまったのだった。

 そもそも大島は、フィギュアスケーターの小塚崇彦の元妻で、小塚の夜遊びなどが原因で離婚し、いうならばワンオペ育児と闘うママのひとりともいえる存在。シングルマザーをしながら子どもの食事に気をつかい、新型コロナから子どもを守るために、保育士の立場をわかりつつもキツい発言をしてしまったのかもしれない。

 とはいえ、フリーアナウンサーという立場であるからこそ、広い視野を持ったコメントをしてくれることを期待したい。