マーク・ハミル、新型コロナで死去した『スター・ウォーズ』俳優を追悼
映画『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルが、同シリーズでレジスタンスの少佐カルアン・イーマットを演じた俳優で、方言コーチでもあるアンドリュー・ジャックさんの死を悼んだ。
アンドリューさんは現地時間3月31日朝、新型コロナウイルスによる合併症のため、イギリス・サリー州のセントピーターズ病院で死去した。76歳だった。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』と『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でイーマット少佐/将軍を演じ、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』でも声の出演を果たしたほか、方言コーチとしても『スター・ウォーズ』新シリーズを支えていた。
マークはTwitterで「アンドリュー・ジャックさんが亡くなったと聞き、とても残念で悲しい。彼はすごく優しい紳士で、才能にあふれ、彼を知る者全てに愛されていた。彼の家族に、心からお悔やみを申し上げます」と故人をしのんだ。チューバッカ役のヨーナス・スオタモも「『スター・ウォーズ』ファミリーの一人であるアンドリュー・ジャックさんが亡くなった。イーマット少佐を演じただけでなくシリーズの方言コーチでもあり、仕事においても周囲の人に対しても情熱的で優しい人でした」とツイートしている。
アンドリューさんは方言コーチとして、『スター・ウォーズ』シリーズのみならず、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ、ガイ・リッチー版『シャーロック・ホームズ』シリーズ、『アベンジャーズ』シリーズなど数々の大作で活躍してきた。ロバート・パティンソン主演の新バットマン映画(新型コロナの影響で現在、撮影休止中)にも関わっており、突然の訃報に悲しみが広がっている。(編集部・市川遥)