『トップガン』34年ぶり続編、全米公開が12月に延期決定
トム・クルーズ主演映画『トップガン』(1986)の34年ぶりとなる続編『トップガン マーヴェリック』の全米公開日が、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、6月24日から12月23日に延期となった。米パラマウント・ピクチャーズが発表した。日本公開は7月10日を予定しているが、延期等の発表はまだない。
『トップガン』は、エリートパイロット養成機関“トップガン”を舞台に、主人公マーヴェリックら訓練生たちの青春ドラマを描いた作品。続編となる本作では、トップガンの教官となったマーヴェリックの新たな物語がつづられる。『オブリビオン』のジョセフ・コシンスキー監督がメガホンを取り、キャストにはトムのほか、ジェニファー・コネリー、マイルズ・テラー、ジョン・ハム、エド・ハリス、ヴァル・キルマーらが揃った。
The Hollywood Reporter は米パラマウント関係者の証言として、今回の公開延期はトムが本作のプロモーションを行う前に、主演作『ミッション:インポッシブル』第7弾の撮影に集中できるよう配慮したことが背景にあると報じている。第7弾は先日、ベネチアで3週間に及ぶ大規模な撮影を予定していたが、新型コロナの影響で延期となってしまった。
公開延期を受け、トムは現地時間2日にTwitterを更新。「みんなが34年間待っていてくれたのはわかっている。残念だけど、もう少しだけ待ってもらうことになるかな。『トップガン マーヴェリック』は12月に羽ばたく。みんな、気をつけてね」と公開を楽しみにしていたファンに呼びかけている。(編集部・倉本拓弥)