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 TBS系ドラマ「テセウスの船」の第9話が、今夜15日9時より放送される。

 本作は、平成元年に起きた謎の毒殺事件=音臼小事件の犯人として逮捕された男の息子として生まれた主人公・田村心(竹内涼真)が、事件当時にタイムスリップし、真相を突き止めようとするミステリー。これまでの放送では、小学生の加藤みきお(柴崎楓雅)が犯人だったこと、みきおのほかにもう一人の真犯人いることが明らかになっていた。

 心(竹内)が犯人に呼び出されて向かった警察官の父・佐野文吾(鈴木亮平)の後を追うと、パトカーには意識不明で重体のみきお(柴崎)が残されていた。しかも、文吾は連絡が取れず行方不明で、県警の監察官・馬淵(小籔千豊)は殺人未遂容疑で家宅捜索するために佐野家を訪れる。

 文吾の消息がつかめないまま佐野家には記者たちが集まり、警察官が殺人事件に関与したと騒ぎ立てる。音臼小事件を阻止しても父は殺人犯の罪が着せられた状況に陥ってしまう。心は、文吾に殺人犯の罪を着せて死刑に追い込むという真犯人の執念深さを感じるのだった。そして、文吾への恨みの原点と思われる謎のメッセージが届く。

 追い詰められた母・和子(榮倉奈々)が集まった記者たちに語った言葉とは? そして、ラストには衝撃的な犯人の策略が待ち受けていた……。(編集部・中山雄一朗)